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「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」鑑賞記 Part.5 [アニメーション]

※本編のネタバレはありません。たぶん(笑)


まさか Part.5 があるとは、私も思ってませんでした(*_*)。

前回メガネをかけ忘れて、上映時間の2/3くらいを
ぼやけたスクリーンを見て過ごしてしまったかみさん。
大晦日に、そっ~と聞いてみた。

「ねえ、この間『また行きたい』って言ってたけど、どうする?」
「とーぜん行くわよ! でも、前と違う映画館がいいなあ」
「え・・・どんなところ?」
「うーん、スクリーンが大きなところがいいなあ」

というわけで本日10時50分。
我々は有楽町マリオンの隣のビルの1F、
「丸の内ピカデリー3」の入り口であるエレベーターの前にいた。
しかしハコを呼ぶボタンを押しても反応しない。
おかしいなあと思ったら、張り紙があるのに気づいた。
『開場30分前まではエレベーターは動きません』とのこと。
つまり11時にならないとダメなんだね。
「東京は始まりが遅いのねえ。
 うちの近くの商店街なんか9時からやってるのに」
銀座と北関東の田舎を比べるのもどうかと思うが。

待っていても寒いので近くの三省堂に入って時間つぶし。
11時10分になったのであらためてピカデリー3へ。
今度はちゃんとエレベーターが使えて5Fへ。
すでにロビーにはけっこうな人だかりが。
年配の方が多いのは相変わらずだが、
20代から30代くらいのカップルもちらほら。
子供を連れたお父さんの姿も。
若い女性の二人連れは声優のファンでしょうか。

中に入るとさすがに大きい。540席あるんだからね。
現在、首都圏で「方舟」を上映している映画館で
一番おおきなハコはおそらくここ。

上映前に、女性のアナウンスが流れるんだが、
たぶんこれ、録音ではなくナマでしゃべってる。
それがまた(大変失礼ながら)流暢とはいえないが、
何とも言えない懐かしい味がする素朴な語り口。

考えたら、昔の映画館はみんなこうだったんだよねぇ。
だから懐かしいのだろう。
いまはみんなシネコンになってしまって、
アナウンスも流れないか、流れても録音だろうし。

そんなことを思っていたら予告編も終了し、本編の上映開始。

何回見ても、ヤマトが雲海から上昇してくるシーンは感激するし
ガミラス艦隊とヤマトが同航してるのを見ると目頭が熱くなってしまう。
最終決戦からラストの「ヤマトです!」まで、眼がウルウルしっぱなし。

上映終了後、いつもの四方山話。

「今回はよーく分かった。やっぱりスクリーンが大きいのはいいわね」
「スクリーンもいいけど、音がよかったなあ。
 いままでの映画館よりBGMがクリアに聞こえた気がする。」
「ねえ、沖田艦長が『古代守が乗っているような気がする』
 って言ってたのはなぜ?」
「え、そりゃコスモリバースシステムを積んでるんだから
 そういうことなんじゃないの?」
「じゃ、沖田はそれを感じてたの?」
「そういうことなんだろうね」
「古代のお兄ちゃんも可哀想よねえ。」
「でも旧作よりも古代守はずっといい扱いをされてると思うよ」
「え? なんで?」
「それは(詳しくは本編26話「感想・・・のようなもの」を参照)」

「一言くらいしか台詞のない人も多いわよねえ」
「まあキャラの数が多いから。全員に出番をあげるなら仕方ないよね」
「その割に新見さん出番多いじゃない」
「そうだね、2199からの新キャラにしては台詞も多くて。
 本編ではけっこう不幸な役回りだったけど。
 公式サイトの表紙にもなってたし、山本と並んで
 何だかんだ言ってもスタッフに愛されてるんだろうね」

「あたし、真田さんの出番がもっと欲しかったなあ」
「お気に入りだからね」
「古代のお兄ちゃんとの話も見てみたかったな」
「学生時代の守と真田さんか。新見さんも加えて
 この三人の話は短編でもいいから見てみたいね」
「あ、あたし新見さんはいらないから」
「またそんな物議を醸しそうな物言いを・・・」


ふと思ったんだが、東京の映画館でヤマトを観たのは
1978年に「さらば」を見て以来じゃないか?
場所はよく覚えていないんだが、
池袋でも新宿でも上野でもなかった気がするので、
たぶん有楽町だったんだろう。
そのころはマリオンはなかったけど(完成は84年だそうだ)。

「永遠に」と「完結編」は大宮の映画館で観たので
今回は、36年ぶりに東京でヤマトを観たことになる。

「さらば」を見たのも(いろんな意味で) "忘れられない" 思い出だが
そのときのことも、3年くらい前にこのブログに書いたなあ・・・


ひょっとすると「方舟」を映画館で観るのはこれが最後かも知れない。
ならば、(先のことは分からないが)
「ヤマト」を映画館で観るのも、これが最後になるのかも知れない。

36年前の有楽町で、私にとっての「ヤマト」が終わったとしたならば、
そして「ヤマト2199」の最後もまた有楽町になるのならば、
そこにはちょっぴり "運命的なもの" があるのかも知れない。

そんなことを思った日でした。

本日の戦果。
コンソールを見る太田と、なんと今回の主役の登場だ!
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