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2023年 今年読んだ本 ベスト30 [読書全般]


 あんなに騒がれた新型コロナウイルスも5類移行したあとは、とんと話題に上らなくなりました。幸いにも一度も感染せずに済んでラッキーだったなぁ、なんて思ったりします。まだ油断してはいけないのでしょうけど。

 インフルエンザの予防接種は11月に、コロナワクチン(もう何回目になるのか忘れましたがw)も12月に済ませました。

 そんなふうに暮らしている今日この頃、皆様は如何にお過ごしでしょうか。私 mojo はなんとか無事に生きております。

 ということで、年末恒例のランキング発表です。

 毎回書いてますが、私 mojo の独断と偏見で決めてます。皆さんの評価と一致しない場合もあるかと思いますが、私の好みの問題ですので、石を投げたりせずに、笑ってご寛恕ください。

 対象は、原則としてオリジナルのフィクション作品のみです。
 ノンフィクションも何冊か読んでるんですが、記事にはしてませんし、ランキングにも入れてません。これは例年通りです。

 シリーズ作品や、文庫化に際しての分冊化などの場合は1つにまとめてしまったものもあります。悪しからずご容赦ください。

 あと、挙げてある本の中にはまだ記事に書いてないものも含まれます。現時点で、読了したのにまだupしてない本が15作ほどあります。1月中にはupを終える予定です。


 タイトルをクリックすると、該当の記事へ飛びます。



 それでは第1位~第10位まで。私の評価ではすべて星4つ半です。
 少女ひとりと少年二人。小6から中3までの4年間。成長と葛藤、そして恋情。ミステリとしても佳品だが青春小説として絶品。
 真相のインパクトはシリーズでも最大級。
 法廷ミステリの傑作で、ラブ・ストーリーとしても傑作。
 テロリストの執念vs警察官の矜恃、激闘また激闘、そしてラストは号泣。
 異世界巨大ロボット・アクションSF。ヒロインの野望やいかに。乞続編。
 序盤の奇想天外な誘拐劇からラストまで一気読み。
 特殊設定ミステリとして今年最高の作品。
 1900年。義和団の乱から北京を守り抜いた柴五郎陸軍中佐の活躍を描く。
 将棋に似た盤上ゲーム「天盆」に賭けた若者たちを描くファンタジー。
 毒殺事件で冤罪となった男が42年後に辿り着いた真相とは。

 並べてみて思うのは、ミステリやSFとしてよくできているのはもちろん、それに加えて、物語の展開によって読み手(私)の感情が力強く揺り動かされた作品がTOP10に入ってきてるなぁ、ということですね。


 つづいて第11位~第20位まで。11位~16位までが星4つ半、17位以下は星4つです。


つづいて第21位~第30位まで。こちらもすべて星4つ。

 ベスト30は以上なのですが、例年31~60位まで紹介しているので以下に掲げます。ここまでくると順位は余り意味がないので、読了順に載せます。みな星4つです。

<1月>

<2月>

<3月>

<4月>

<5月>

<6月>

<7月>

<8月>

<9月>

<10月>

<11月>

<12月>


 さて、今年読んだ本についての発表は以上です。

 今年読んだフィクション作品は219冊。総ページ数は文庫で約85000ページ(私は基本的に文庫しか買わない人なので。唯一の新書だった『鵼の碑』は、ページ数を4/3倍しました)。一日あたり230ページくらい読んでた計算になります。
 私は(調子が良ければ)1時間で文庫100ページ近く読めるので、230ページということは2時間半くらいでしょうか。
 毎日そんなにたくさん読んでた記憶はないのですが(全く読まなかった日もけっこうある)、1日に2冊読んだ日も何回かあったので、均せばそれくらいになるのかな?


 ここ1年間の私の近況については、ちょっと長くなるかと思うので元旦の記事にまとめて記載します。

 だらだら続けてきたこの駄文ブログも、2800件近くの記事数となりました。最盛期と比べると閲覧数はめっきり減りましたが(おいおい)、それでも覗きに来てくださる方がいるうちはがんばろうと思ってます。

 これからも、皆さんの暇つぶしの一助になれば望外の幸せです。

 それでは皆様、良いお歳を。  m(_ _)m


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共通テーマ:日記・雑感

2022年 読んだ本ベスト30 [読書全般]

 新型コロナウイルスも第8波だそうで。いったい第何波まで行くのでしょうね。いつか「現在コロナウイルス感染の第888波が進行中です」なんて間抜けなニュースが読まれる日は来るのでしょうか・・・そんな下らないことを考えている今日この頃、皆様は如何にお過ごしでしょうか。私 mojo はなんとか無事に生きております。ワクチン接種も5回こなしました。

 ということで、年末恒例のランキング発表です。

 毎回書いてますが、私 mojo の独断と偏見で決めてます。皆さんの評価と一致しない場合もあるかと思いますが、私の好みの問題ですので、石を投げたりせずに(笑)ご寛恕ください。

 対象は、原則としてオリジナルのフィクション作品のみです。
 今年読んだフィクション作品は201冊。総ページ数は文庫で7600ページあまり。一日あたり200ページちょっとくらい読んでた計算になりますね。
 ノンフィクションも10冊くらいは読んでるんですが、記事にはしてませんし、ランキングにも入れてません。これは例年通りです。

 シリーズ作品や、文庫化に際しての分冊化などの場合は1つにまとめてしまったものもあります。悪しからずご容赦ください。

 あと、挙げてある本の中にはまだ記事に書いてないものも含まれます。現時点で、読了したのにまだupしてない本が12冊ほどあります。1月中にはupを終える予定です。


 それでは第1位~第10位まで。私の評価では1~7位までが星4つ半、8位以下は星4つです。

第1位 魔眼の匣の殺人 (今村昌弘) [創元推理文庫]
 真価が問われるデビュー2作目。高いハードルを軽々とクリア。

第2位 ノースライト (横山秀夫) [新潮文庫]
 久しぶりの横山秀夫。ご病気だと伺ってますがいかがなのでしょう。

第3位 まほり 上下 (高田大介) [角川文庫]
 主役カップルがいいなあ。特にヒロインのキャラが大好きだ。

第4位 隷王戦記 全3巻 (森山光太郎) [ハヤカワ文庫JA]
 久々のガチな英雄戦記ファンタジー。次作も期待してしまう。

第5位 星砕きの娘 (松葉屋なつみ) [創元推理文庫]
 平安時代の日本を思わせる骨太ファンタジー。ヒロインが泣かせる。

第6位 ハケンアニメ! (辻村深月) [マガジンハウス文庫]
 アニメ業界への愛が溢れてる。続編希望。映画も良作だった。

第7位 いつかの岸辺に跳ねていく (加納朋子) [幻冬舎文庫]
 友人以上恋人未満だけどお互いが気になる男女。とってもいい話。

第8位 殺しへのライン (アンソニー・ホロヴィッツ) [創元推理文庫]
 毎回思うが伏線の巧みさよ。目の前にあるのに気づけないんだよなぁ。

第9位 僕が愛したすべての君へ / 君を愛したひとりの僕へ
    / 僕が君の名前を呼ぶから (乙野四万字) [ハヤカワ文庫JA]
 パラレルワールド・ラブストーリー。三冊で一つの物語。

第10位 イマジン? (有川ひろ) [幻冬舎文庫]
 さすがの小説の達人。お仕事小説でもハズレなし。


つづいて第11位~第20位まで。評価はすべて星4つ。

第11位 カエルの小指 a murder of  crows (道尾秀介) [講談社文庫]
 『カラスの親指』の続編。懐かしいキャラも新キャラもみんないい。

第12位 コワルスキーの大冒険 クラッシャージョウ別巻3
    (高千穂遙) [ハヤカワ文庫JA]
 海賊退治の連合宇宙軍大佐、44年目の復活。お帰りなさい!

第13位 風と行く者 -守り人外伝- (上橋菜穂子) [新潮文庫]
 『守り人』シリーズ、もっと書いてほしいなぁ。

第14位 記憶の中の誘拐 赤い博物館 (大山誠一郎) [文春文庫]
 切れ味素晴らしい短編ミステリの連作集。

第15位 魔偶の如き齎すもの (三津田信三) [講談社文庫]
 刀城言耶シリーズの短編集。この雰囲気がタマラナイ。

第16位 ここから先は何もない (山田正紀) [河出文庫]
 山田正紀版『星を継ぐもの』。宇宙スケールのSFミステリ。

第17位 イスランの白琥珀 (乾石智子) [創元推理文庫]
 凋落する一方の魔道帝国イスリルを救おうとする一人の魔道師の物語。

第18位 天空の防疫要塞 (銅大) [ハヤカワ文庫JA]
 久しぶりに、宇宙での戦いを描いたスペースオペラを読んだかな。

第19位 黄昏のベルリン (連城三紀彦) [創元推理文庫]
 ホラを吹くなら、これくらいスケールが大きいホラがいい。

第20位 いちばん初めにあった海 (加納朋子) [幻冬舎文庫]
 2人の少女を描いた2つの物語。作者はこういうの書いたらホントうまい。


つづいて第21位~第30位まで。こちらもすべて星4つ。

第21位 陰陽少女 (古野まほろ) [講談社文庫]
 全編スラップスティックだけど謎解きはガチ。

第22位 Rのつく月は気をつけよう 賢者のグラス (石持浅海) [祥伝社文庫]
 酒を飲みながら日常の中に浮かび上がる謎を解く。ラストが素敵。

第23位 早朝始発の殺風景 (青崎有吾) [集英社文庫]
 作者の会話の描写がホントにうまいのに感心してしまう。

第24位 新任刑事 上下 (古野まほろ) [新潮文庫]
 お仕事小説であり、かつ本格ミステリ。

第25位 新任巡査 上下 (古野まほろ) [新潮文庫]
 お仕事小説であり、かつ本格ミステリ。

第26位 巨大幽霊マンモス事件 (二階堂黎人) [講談社文庫]
 "マンモスの正体" にもうちょっと工夫があれば、もっと上位にいた作品。

第27位 聖エセルドレダ女学院の殺人 (ジュリー・ベリー) [創元推理文庫]
 7人の少女が殺人事件の隠蔽と犯人捜しに大騒ぎ。

第28位 飢え渇く神の地 (鴇澤亜妃子) [創元推理文庫]
 派手ではないんだけどじっくり読ませるファンタジー。

第29位 或るエジプト十字架の謎 (柄刀一) [光文社文庫]
 クイーンの "本歌取り" ミステリ。

第30位 月の落とし子 (穂波了) [ハヤカワ文庫JA]
 日本版『アンドロメダ病原体』。SFだけどアガサ・クリスティ賞(笑)。


 ベスト30は以上なのですが、例年31~60位まで紹介しているので以下に掲げます。ここまでくると順位は余り意味がないので読了順に載せます。
 基本みな星4つなのですが、題名に☆印がある4作品は星3つ半です。


<1月>
歓喜の歌 博物館惑星III (菅浩江) [ハヤカワ文庫JA]
さよならアリアドネ (宮地昌幸) [ハヤカワ文庫JA]
本と鍵の季節 (米澤穂信) [集英社文庫]
贖い 上下 (五十嵐貴久) [双葉文庫]

<2月>
ミステリー・アリーナ (深水黎一郎) [講談社文庫]
夏を取り戻す (岡崎琢磨) [創元推理文庫]
星巡りの瞳 (松葉屋なつみ) [創元推理文庫]

<3月>
☆炎舞館の殺人 (月原渉) [新潮文庫nex]
私という名の変奏曲 (連城三紀彦) [河出文庫]
炎のタペストリー (乾石智子) [ちくま文庫]
☆むかしむかしあるところに、死体がありました。 (青柳碧人) [双葉文庫]
紅のアンデッド 法医昆虫学捜査官 (川瀬七緖) [講談社文庫]
大宇宙の少年 (R・A・ハインライン) [創元SF文庫]

<4月>
黄泉がえり / 黄泉がえりagain (梶尾真治) [新潮文庫]
妖鳥(ハルピュイア) 山田正紀・超絶ミステリコレクション#1 (山田正紀) [徳間文庫]
星詠師の記憶 (阿津川辰海) [光文社文庫]
滅びの鐘 (乾石智子) [創元推理文庫]

<5月>
だから殺せなかった (一本木透) [創元推理文庫]

<6月>
☆錆びた太陽 (恩田陸) [朝日文庫]
名探偵誕生 (似鳥鶏) [実業之日本社文庫]
コミュ障探偵の地味すぎる事件簿 (似鳥鶏) [角川文庫]

<7月>
赤銅の魔女 / 白銀の巫女 / 青炎の剣士
 紐結びの魔道師 (乾石智子) [創元推理文庫]

<8月>
デイ・トリッパー (梶尾真治) [徳間文庫]
連続自殺事件 (ジョン・ディクスン・カー) [創元推理文庫]
神とさざなみの密室 (市川憂人) [新潮文庫]
ベルリンは晴れているか (深緑野分) [ちくま文庫]

<9月>
☆アロワナを愛した容疑者 警視庁いきもの係 (大倉崇裕) [講談社文庫]
 
<11月>
ネクスト・ギグ (鵜林伸也) [創元推理文庫]
虹を待つ彼女 (逸木裕) [角川文庫]

<12月>
☆かがやき荘西荻探偵局 1&2 (東川篤哉) [新潮文庫]


 さて、今年読んだ本についての発表は以上です。

 ここ1年間の私の近況については、ちょっと長くなるかと思うので元旦の記事にまとめて記載します。

 だらだら続けてきたこの駄文ブログも、2500件を超える記事数となりました。最盛期と比べると閲覧数はめっきり減りましたが(おいおい)、それでも覗きに来てくださる方がいるうちはがんばろうと思ってます。

 これからも、皆さんの暇つぶしの一助になれば望外の幸せです。

 それでは皆様、良いお歳を。  m(_ _)m


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2021年 読んだ本ベスト30 [読書全般]


 新型コロナウイルス・デルタ株が落ち着いたかと思ったら、オミクロン株なる新型に翻弄されそうな新年が見えてきた2021年の終わり。
 皆様は如何にお過ごしでしょうか。私 mojo はなんとか無事に生きております。

 ということで、年末恒例のランキング発表です。

 毎回書いてますが、私 mojo の独断と偏見で決めてます。皆さんの評価と一致しない場合もあるかと思いますが、私の好みの問題ですので、石を投げたりせずに(笑)ご寛恕ください。

 対象は、原則としてオリジナルのフィクション作品のみです。
 ノンフィクションとノベライズも、合わせて10冊くらいは読んでるんですが、感想を書くのが面倒だったので記事にはしてません(おいおい)。

 シリーズ作品や、文庫化に際しての分冊化などの場合は1つにまとめてしまったものもあります。悪しからずご容赦ください。

 あと、挙げてある本の中にはまだ記事に書いてないものも含まれます。現時点で、読了したのにまだupしてない本が10冊くらいあります。1月中にはupする予定ですが。


 まず、ベスト30発表の前に殿堂入り作品の発表を。

「夏への扉〔新版〕」(ロバート・A・ハインライン)[ハヤカワ文庫SF]

 まさかの実写映画化、そしてそれに合わせての新版発行と根強い人気を証明しました。ブログの記事にも書きましたが、大学時代の思い出の一冊でもあります。詳しくはそっちの文章を読んでください(おいおい)。


 それでは第1位~第10位まで。私の評価はすべて星4つ半です。

第1位「炎の塔 / 波濤の城」(五十嵐貴久)[祥伝社文庫]
 消防士・神谷夏美シリーズ第1作&第2作。現在第3作が発売中とのこと。
 三部作とか言わず、もっと続けてほしい。

第2位「medium 霊媒探偵城塚翡翠」(相沢沙呼)[講談社文庫]
 各種ミステリランキング総なめも納得の一作。

第3位「かがみの孤城 上下」(辻村深月)[ポプラ文庫]
 本屋大賞受賞の感動作。もし映画化されるなら実写じゃなくてアニメの方がいいと思うんだけどな。

第4位「蒼海館の殺人」(阿津川辰海)[講談社タイガ]
 まさに新本格ミステリの大作。

第5位「機龍警察 暗黒市場 上下」(月村了衛)[ハヤカワ文庫JA]
 はやく続きも文庫化してほしい。

第6位「敗北への凱旋」(連城三紀彦)[創元推理文庫]
 この ”犯人” はスケールでかすぎ異色すぎ。

第7位「星系出雲の兵站-遠征-(全5巻)」(林譲治)[ハヤカワ文庫JA]
 「星系出雲の兵站」の続編だけど、正編も傑作。

第8位「深淵の覇者 新鋭潜水艦こくりゅう「尖閣」出撃」
 (数多久遠)[祥伝社文庫]
 ”潜水艦もの” に外れなし。「サブマリン707」「青の6号」が好きなら読むべし。

第9位「ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン
  / メカ・サムライ・エンパイア
  / サイバー・ショーグン・レボリューション」
 (ピーター・トライアス)[ハヤカワ文庫SF]
 歴史改変三部作。ロボットアニメファンなら第2作から読むのもアリ。

第10位「あとは野となれ大和撫子」(宮内悠介)[角川文庫]
 主役の女の子以外はみな外国人だし、みんな ”撫子” ってガラじゃない子ばっかり(笑)だけど、傑作。


つづいて第11位~第20位まで。星数はすべて星4つ。

第11位「ヨルガオ殺人事件 上下」
 (アンソニー・ホロヴィッツ)[創元推理文庫]
 正統派謎解きミステリ。上手いとしか言いようがない。

第12位「グラスバードは還らない」(市川憂人)[創元推理文庫]
 いつもながら、抜群のストーリーテラーぶり。

第13位「暗色コメディ」(連城三紀彦)[双葉文庫]
 連城マジック炸裂。いささか強引ながら最後まで読まされてしまう。

第14位「碆霊の如き祀るもの」(三津田信三)[講談社文庫]
 現代伝奇ミステリでは最高のシリーズ。

第15位「交換殺人はいかが?」(深木章子)[光文社文庫]
 小学生の安楽椅子探偵・樹来くん。コ○ンに負けるな。

第16位「アンデッドガール・マーダーファルス 1~3」
 (青崎有吾)[講談社タイガ]
 ホラー+アクション+本格ミステリ。てんこ盛りとはこのことだ。

第17位「柘榴パズル」(彩坂美月)[文春文庫]
 切ない家族の物語だけど、ラストは温かい。

第18位「金木犀と彼女の時間」(彩坂美月)[創元推理文庫]
 胸キュンSF学園青春ミステリ。

第19位「消えた断章」(深木章子)[光文社文庫]
 22歳になった樹来くんが遭遇する、二重誘拐事件の顛末や如何に。

第20位「沈黙のパレード」(東野圭吾)[文春文庫]
 久しぶりのガリレオ。湯川先生お帰りなさい。


つづいて第21位~第30位まで。こちらも星数はすべて星4つ。

第21位「他に好きな人がいるから」(白河三兎)[祥伝社文庫]
 初恋は実らないものなんですねぇ(しみじみ)。

第22位「磁極反転の日」(伊与原新)[新潮文庫]
 久しぶりに読んだSF大作。コロナ禍の今だから面白い。

第23位「空色の小鳥」(大崎梢)[祥伝社文庫]
 やっぱり子どもは幸せにならないとね。

第24位「人間動物園」(連城三紀彦)[双葉文庫]
 ラストに至って二転三転、容易に底が見えません。

第25位「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた」(井上真偽)[講談社文庫]
 論理的すぎてついていけない(笑)。

第26位「螺旋の底」(深木章子)[講談社文庫]
 ラストで ”背負い投げ” が炸裂。

第27位「図書館の殺人」(青崎有吾)[創元推理文庫]
 相変わらずの天馬くんだけど、これが通常運転なんでしょう。

第28位「三本の緑の小瓶」(D・M・ディヴァイン)[創元推理文庫]
 これってラブコメだよねぇ? え? 違う?

第29位「開かせていただき光栄です / アルモニア・ディアボリカ」
 (皆川博子)[ハヤカワ文庫JA]
 この2作で完結かと思いきや、まさかの3作目が刊行だって。

第30位「風神の手」(道尾秀介)[朝日文庫]
 これもある意味悲惨な話だけど、ラストで救われる。


さて、ベスト30は以上なのですが
例年31~60位まで紹介しているので以下に掲げます。
ここまでくると順位は余り意味がないので読了順に載せます。
題名の★印は星4つ、他の作品は星3つ半です。

<1月>
★「銀河英雄伝説列伝1 晴れあがる銀河」(田中芳樹)[創元SF文庫]
「誰も僕を裁けない」(早坂吝)[講談社文庫]
★「六つの希望 吉祥寺探偵物語」(五十嵐貴久)[双葉文庫]
★「海賊島の殺人」(沢村浩輔)[創元推理文庫]
「信長島の惨劇」(田中啓文)[ハヤカワ時代ミステリ文庫]

<2月>
★「七つの海を照らす星」(七河迦南)[創元推理文庫]
「片桐大三郎とXYZの悲劇」(倉知淳)[文春文庫]
★「アルバトロスは羽ばたかない」(七河迦南)[創元推理文庫]
★「鬼畜の家」(深木章子)[講談社文庫]

<3月>
「深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説」(辻真先)[創元推理文庫]
「開化鉄道探偵」(山本巧次)[創元推理文庫]
★「怨み籠の密室」(小島正樹)[双葉文庫]
★「ふたえ」(白河三兎)[祥伝社文庫]
「夢と魔法の国のリドル」(七河迦南)[新潮文庫nex]

<4月>
「罪の余白」(芦沢央)[角川文庫]
「衣更月家の殺人」(深木章子)[講談社文庫]

<5月>
「死神さん」(大倉崇裕)[幻冬舎文庫]
★「首無館の殺人」(月原渉)[新潮文庫nex]
★「犬神館の殺人」(月原渉)[新潮文庫nex]

<6月>
「卒業したら教室で」(似鳥鶏)[創元推理文庫]

<8月>
「からくり探偵 百栗柿三郎」(伽古屋佳市)[実業之日本社文庫]
「半席」(青山文平)[新潮文庫]

<9月>
「運命の証人」(D・M・ディヴァイン)[創元推理文庫]
「花窗玻璃 天使たちの殺意」(深水黎一郎)[河出文庫]

<10月>
「カナダ金貨の謎」(有栖川有栖)[講談社文庫]

<11月>
★「永遠の森 博物館惑星」(菅浩江)[ハヤカワ文庫JA]
「元彼の遺言状」(新川帆立)[宝島社文庫]
「災厄の紳士」(D・M・ディヴァイン)[創元推理文庫]
「ミネルヴァの報復」(深木章子)[角川文庫]

<12月>
「ゴーストハント(全7巻)」(小野不由美)[角川文庫]


 さて、読んだ本についての発表は以上です。
 あとは、私の近況についてちょっと書いて終わりにしましょう。

 私の身の上に起こった今年最大の変化は、ついに「年金生活者」になった、ってことですかね。
 とはいっても65歳前なので全額は出てませんが、パートタイムでの乏しい稼ぎの身にはありがたいことです。

 それ以外は、全くといっていいほど生活に変化はしてません。仕事でも、昨年は2か月ほどあった在宅勤務も今年はゼロで、通常勤務の1年間でした。

 秋くらいからコロナも落ち着いてきましたが、旅行にも行かずに模範的な「ステイホーム市民」を実行してます。
 昨年の緊急事態宣言中は、外出するのは出勤と生活物資入手のためのスーパー通いくらいでしたけど、今年は映画と外食がちょっと増えましたから、外出自体はやっぱり増えましたね。

 そのぶん読書に回す時間が減ったみたいで、読めた冊数も昨年の221冊を下回って188冊に。それでも、統計を取り始めたここ20年ほどの間では、歴代で2位の冊数になりました。

 読んだ総ページ数は文庫換算で約67600ページ。1日あたり平均185ページくらい読んでいたことになります。時間にしたら2時間弱くらいかな。

 それに加えて、昨年に続いて目標としていた「2日に1回の読書録up」も何とかこなせたようです。

 ただ、来年はどうなるのでしょうかね。オミクロン株の影響はまだ分かりませんが、感染者がある程度増えていくのは仕方がないのでしょうね。
 こんなに「将来が見通せない時代」になるなんて、数年前には考えられませんでしたよ・・・

 だらだら続けてきたこのブログも、2300件を超える記事数となりました。内容の質は保証できない駄文の山ですが、それでも覗きに来てくださる方がいることが励みになってます。

 これからも、皆さんの暇つぶしの一助になれば望外の幸せです。

 それでは皆様、良いお歳を。  m(_ _)m


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2020年 今年読んだ本 ベスト30 [読書全般]

新型コロナウイルスに翻弄された1年でしたが
いよいよ終わりということで、年末恒例のランキング発表です。

毎回書いてますが、私 mojo の独断と偏見で決めてます。
皆さんの評価と一致しない場合もあるかと思いますが
私の好みの問題ですので、石を投げたりせずに(笑)ご寛恕ください。

対象は、原則としてオリジナルのフィクション作品のみです。

 ノンフィクションとノベライズも、
 合わせて10冊くらいは読んでるんですが、
 感想を書くのが面倒だったので記事にはしてません(おいおい)。

シリーズ作品や、文庫化に際しての分冊化などの場合は
1つにまとめてしまったものもあります。
あしからずご容赦ください。

あと、挙げてある本の中にはまだ記事に書いてないものも含まれます。
(それについては、なんとか年明けにはupできるかと思います。)

それでは、まず第1位~第10位まで。
星数は第1位が星5つ、第2位~第9位は星4つ半です。第10位は星4つ。

第1位「天冥の標 全10部」(小川一水)[ハヤカワ文庫JA]
第2位「コルトM1847羽衣」(月村了衛)[文春文庫]
第3位「彼女の色に届くまで」(似鳥鶏)[角川文庫]
第4位「疾走!千マイル急行 上下」(小川一水)[ハヤカワ文庫JA]
第5位「キャプテン・フューチャー最初の事件」
   (アレン・スティール)[創元推理文庫]
第6位「戦の国」(冲方丁)[講談社文庫]
第7位「ブルーローズは眠らない」(市川憂人)[創元推理文庫]
第8位「赤い博物館」(大山誠一郎)[文春文庫]
第9位「世界が終わる街 戦力外捜査官」(似鳥鶏)[河出文庫]
第10位「ミステリークロック / コロッサスの鉤爪」
    (貴志祐介)[角川文庫]

第1位はSFの面白さを再確認させてくれた堂々の大河小説。
第2位は王道エンタメ、幕末伝奇ガンアクション。
第3位は本格ミステリであると同時に主役二人の愛と成長の物語。
第4位はこれぞジュヴナイル、と思わせてくれた作品。
第5位は21世紀に甦った古典スペースオペラのリブート。続編希望。
第6位は歴史小説の面白さを改めて教えてくれた。
第7・8・10位は出色の本格ミステリ。
第9位は作者の引き出しの多さがわかる。この路線でも傑作を書きそう。

つづいて第11位~第20位まで。星数はすべて星4つ。

第11位「交渉人・籠城」(五十嵐貴久)[幻冬舎文庫]
第12位「天才詐欺師・夏目恭輔の善行日和」(里見蘭)[宝島社文庫]
第13位「スタフ staph」(道尾秀介)[文春文庫]
第14位「プロジェゥトぴあの 上下」(山本弘)[ハヤカワ文庫JA]
第15位「カササギ殺人事件 上下」
    (アンソニー・ホロヴィッツ)[創元推理文庫]
第16位「メインテーマは殺人」
    (アンソニー・ホロヴィッツ)[創元推理文庫]
第17位「その裁きは死」(アンソニー・ホロヴィッツ)[創元推理文庫]
第18位「アリバイ崩し承ります」(大山誠一郎)[実業之日本社文庫]
第19位「インド倶楽部の謎」(有栖川有栖)[講談社文庫]
第20位「賛美せよ、と成功は言った」(石持浅海)[祥伝社文庫]

第11位はページを繰る手が止まらない。
第12位はお嬢ちゃんの最後の台詞が全部もっていってしまった。
第13位は作者お得意の、”はみ出し者たち” の奮闘小説。
第14位はハードSFアイドル小説。山本さん病気に負けずにがんばって。
第15~17位は謎解きミステリの面白さを再確認。こりゃ売れるよ。
第18~20位では日本の謎解きミステリもがんばってます。

つづいて第21位~第30位まで。こちらも星数はすべて星4つ。

第21位「恋牡丹/雪旅籠」(戸田義長)[創元推理文庫]
第22位「GENE MAPPER -full build-」(藤井太洋)[ハヤカワ文庫JA]
第23位「富士学校まめたん研究分室」(芝村裕吏)[ハヤカワ文庫JA]
第24位「プールの底に眠る」(白河三兎)[講談社文庫]
第25位「駆逐艦キーリング 〔新訳版〕」
    (セシル・スコット・フォレスター)[ハヤカワ文庫NV]
第26位「鹿の王 水底の橋」(上橋菜穂子)[角川文庫]
第27位「二千回の殺人」(石持浅海)[幻冬舎文庫]
第28位「ダーティペアの大跳躍」(高千穂遙)[ハヤカワ文庫JA]
第29位「隠蔽人類」(鳥飼否宇)[光文社文庫]
第30位「ワン・モア・ヌーク」(藤井太洋)[新潮文庫]

第21位は、花魁の牡丹改め、お糸さんが最高。
第22・23位では、やっぱりSFは面白い。
第24位は、ミステリでありラブストーリーであり。こういうの好きだ。
第25位。戦記物ももっと読んでみたいと思った。
第26位。考えたらベスト30にファンタジーはこれだけ。意外。
第28位はさすが大ベテラン。抜群の安定性。
第27・29・30位は強烈な問題作。でも面白い。

さて、ベスト30は以上なのですが
例年31~60位まで紹介しているので以下に掲げます。
ここまでくると順位は余り意味がないので読了順に載せます。
題名の★印は星4つ、他の作品は星3つ半です。

〈1月〉
★「三題噺 示現流幽霊」(愛川晶)[創元推理文庫]
★「紅蓮館の殺人」(阿津川辰海)[講談社タイガ]
★「分かれ道ノストラダムス」(深緑野分)[双葉文庫]

〈2月〉
★「メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官」(川瀬七緖)[講談社文庫]
「白い僧院の殺人」(カーター・ディクスン)[創元推理文庫]
「透明カメレオン」(道尾秀介)[角川文庫]
★「その可能性はすでに考えた」(井上真偽)[講談社文庫]

〈4月〉
★「ビギナーズ・ラボ」(喜多喜久)[講談社文庫]

〈5月〉
★「アンドロイドの恋なんて、おとぎ話みたいってあなたは笑う?」
  (青谷真未)[ポプラ文庫ピュアフル]
★「死霊狩り(ゾンビー・ハンター)」(平井和正)[ハヤカワ文庫JA]
★「夏の王国で目覚めない」(彩坂美月)[ハヤカワ文庫JA]
★「鬼の当主にお嫁入り 管狐と村の調停お手伝いします」
  (青谷真未)[二見サラ文庫]
「追想の探偵」(月村了衛)[双葉文庫]

〈6月〉
「罪人よやすらかに眠れ」(石持浅海)[角川文庫]
★「闇の虹水晶」(乾石智子)[創元推理文庫]
「福家警部補の追及」(大倉崇裕)[創元推理文庫]
「パレードの明暗 座間味君の推理」(石持浅海)[光文社文庫]

〈7月〉
「運命の八分休符」(連城三紀彦)[創元推理文庫]
「殺し屋、やってます」(石持浅海)[文春文庫]
★「名探偵は嘘をつかない」(阿津川辰海)[光文社文庫]

〈8月〉
「ベスト8ミステリーズ2015」(日本推理作家協会)[講談社文庫]
★「恍惚病棟」(山田正紀)[祥伝社文庫]
★「再就職先は宇宙海賊」(鷹見一幸)[ハヤカワ文庫JA]

〈9月〉
「烏百花 蛍の章」(阿部智里)[文春文庫]
「大神兄弟探偵社(1~3)」(里見蘭)[新潮文庫nex]
★「ルパンの星」(横関大)[講談社文庫]

〈10月〉
「満月の泥枕」(道尾秀介)[光文社文庫]
「密室と奇蹟 J・D・カー生誕百周年記念アンソロジー」
  (芦辺拓他)[創元推理文庫]

〈12月〉
「最後の嘘 吉祥寺探偵物語」(五十嵐貴久)[双葉文庫]
「死と砂時計」(鳥飼否宇)[創元推理文庫]

働き始めて40年、政府発令の ”緊急事態宣言” なるもののおかげで
人生で始めて「在宅勤務」なるものを経験しました。
とは言っても、”PCとネットを駆使してのテレワーク” とかではなく、
家でもできる事務仕事を細々とこなしていただけですが。
もっとも、それも緊急事態宣言終了と同時に
あっさりと通常勤務に戻ってしまいました(笑)。

すっかり遠出もしなくなり、「Go To トラベル」もどこ吹く風、
おかげで模範的ステイホーム市民に(笑)なりました。
そのぶん読書に回す時間が増え、
今年はついに大台を突破して221冊も読めました。

 ここ20年で最多だった昨年の186冊を超え、
 2年連続の記録更新です。

文庫換算で総ページ数は約79000ページ。
1日あたり、210ページくらい読んでいたことになります。

私の本を読むスピードは、文庫に換算して1時間あたり100ページ前後。
もちろん文体の違いや活字の印刷密度にもよりますが。
ということは、今年は1日あたり平均2時間ちょっとの読書。

 まる1日、寝そべって10時間くらい本を読んでた日もあるし
 仕事で疲れてバタンキュー、読書時間ゼロの日もあったし。
 まあそのあたりを平均して1日あたり2時間、なのですが。

今年の初めに目標として考えていた「2日に1回の読書録up」も
何とかこなせたようで、まずは一安心。

ただ、来年はどうなるかは分かりません。
コロナウイルスの感染の広がりがどうなるのかも不明ですし
4月以降の私の勤務形態もわかりませんし・・・
まあ、今から悩んでも仕方ないですな。

だらだら続けてきたこのブログも、いつのまにか記事の数も
2100件を超えました。我ながらよくがんばったものです。

内容の質は保証できない駄文の山でございますが(苦笑)、
皆さんの暇つぶしの一助になれば望外の幸せです。

それでは皆様、良いお歳を。

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2019年 今年読んだ本 ベスト30 [読書全般]


さて、いよいよ今年も終わりということで、
年末恒例のランキング発表です。

毎回書いてますが、私 mojo の独断と偏見で決めてます。
皆さんの評価と一致しない場合もあるかと思いますが
私の好みの問題ですので、石を投げたりせずにご寛恕ください。

対象は、原則としてオリジナルのフィクション作品のみです。
(ノンフィクションとノベライズは除いてあります。)
シリーズ作品の場合は1つにまとめてしまったものもあります。
あしからずご容赦ください。

あと、挙げてある本の中にはまだ記事に書いてないものも含まれます。
(それについては、なんとか年明けにはupできるかと思います。)


それではまずはトップテンから。
星の数で言うと、第1~6位が星4つ半。7位以下は星4つです。

第1位「宇宙軍士官学校 -前哨-」全12巻(鷹見一幸)ハヤカワ文庫JA
第2位「リボルバー・リリー」(長浦京)講談社文庫
第3位「蜜蜂と遠雷」上下(恩田陸)幻冬舎文庫
第4位「ガンルージュ」(月村了衛)文春文庫
第5位「戦場のコックたち」(深緑野分)創元推理文庫
第6位「屍人荘の殺人」(今村昌弘)創元推理文庫
第7位「六花の印/落日の門 連城三紀彦傑作集」全2巻(連城三紀彦)
 創元推理文庫
第8位「わずか一しずくの血」(連城三紀彦)文春文庫
第9位「丸太町/烏丸/今出川/河原町 ルヴォワール」(円居挽)講談社文庫
第10位「ジェリーフィッシュは凍らない」(市川憂人)創元推理文庫

第1位は、”謎の侵略者から地球を守る” という
昭和スペースオペラのお手本のような、直球ど真ん中の剛速球。
それを現代に合わせて巧みにアップデートした大作。

第2位は、今年読んだ中で冒険小説の最高作。
血と硝煙の弾幕を突破していくヒロインの圧倒的な存在感、
そして彼女に憧れる少年の成長を描く。

第3位は、ビームもミサイルも銃弾も飛んでこないし
殺人も密室も探偵も犯人も登場しないけど(笑)、
ページをめくるたびに興奮と感動をもたらしてくれた希有な作品。


次に第11~20位です。すべて星4つです。

第11位「使用人探偵シズカ -横濱異人館殺人事件-」(月原渉)
 新潮文庫nex
第12位「ルパンの娘 / ルパンの帰還 / ホームズの娘」(横関大)
 講談社文庫
第13位「ゼロの日に叫ぶ 戦力外捜査官」(似鳥鶏)河出文庫
第14位「機忍兵零牙 [新装版]」(月村了衛)ハヤカワ文庫JA
第15位「涙香迷宮」(竹本健治)講談社文庫
第16位「生霊の如き重るもの」(三津田信三)講談社文庫
第17位「弥栄の烏」(阿部智里)文春文庫
第18位「阪堺電車177号の追憶」(山本巧次) ハヤカワ文庫JA
第19位「夏のロケット」(川端裕人)文春文庫
第20位「狩人の悪夢」(有栖川有栖)角川文庫

次は第21~30位です。21~25位が星4つ、26位以下が星3つ半です。

第21位「錆びた滑車」(若竹七海)文春文庫
第22位「幽女の如き怨むもの」(三津田信三)講談社文庫
第23位「探偵が早すぎる」上下(井上真偽)講談社タイガ
第24位「青い海の宇宙港 春夏編/秋冬編」(川端裕人)ハヤカワ文庫JA
第25位「弩」(下川博)講談社文庫
第26位「シャーロック・ノートI/II」(円居挽)新潮文庫nex
第27位「黒猫の回帰あるいは千夜航路」(森晶麿)ハヤカワ文庫JA
第28位「日本SF傑作選2 小松左京」(小松左京/日下三蔵)ハヤカワ文庫JA
第29位「巨神計画/巨神覚醒/巨神降臨」(シルヴァン・ヌーヴェル)
 創元推理文庫
第30位「女王 上下」(連城三紀彦)講談社文庫

これ以外に星3つ半を獲得した作品が30作ありましたので
以下に掲げます。こちらは評価順では無く読了順です。

・「Acrobatic 物語の曲芸師たち ミステリー傑作選」(日本推理作家協会)
 講談社文庫
・「ペンギンを愛した容疑者 警視庁いきもの係」(大倉崇裕)講談社文庫
・「ロボット・イン・ザ・ガーデン」(デボラ・インストール)小学館文庫
・「恐怖の緑魔帝王」(芦原すなお)ポプラ文庫
・「猫間地獄のわらべ歌」(幡大介)講談社文庫
・「樹海警察」(大倉崇裕)ハルキ文庫
・「ほうかご探偵隊」(倉知淳)創元推理文庫
・「アリスマ王の愛した魔物」(小川一水)ハヤカワ文庫JA
・「沈黙の書」(乾石智子)創元推理文庫
・「風ヶ丘五十円玉祭りの謎」(青崎有吾)創元推理文庫
・「きみのために青く光る」(似鳥鶏)角川文庫
・「股旅探偵 上州呪い村」(幡大介)講談社文庫
・「化学探偵Mr.キュリー6」(喜多喜久)中公文庫
・「キングを探せ」(法月綸太郎)講談社文庫
・「BLOOD ARM」(大倉崇裕)角川文庫
・「爆撃聖徳太子」(町井登志夫)PHP文芸文庫
・「ずっとあなたが好きでした」(歌野晶午)文春文庫
・「シュークリーム・パニック」(倉知淳)講談社文庫
・「さよなら神様」(麻耶雄嵩)文春文庫
・「ラン迷宮 二階堂蘭子探偵集」(二階堂黎人)講談社文庫
・「クジャクを愛した容疑者 警視庁いきもの係」(大倉崇裕)講談社文庫
・「鍵のかかった部屋 -5つの密室-」(似鳥鶏他)新潮文庫
・「今昔百鬼拾遺 鬼/河童/天狗」(京極夏彦)講談/角川/新潮
・「サスツルギの亡霊」(神山裕右)講談社文庫
・「炎の放浪者」(神山裕右)講談社文庫
・「モノクローム・レクイエム」(小島正樹)徳間文庫
・「推理は空から舞い降りる 浪速国際空港へようこそ」(喜多喜久)
 宝島社文庫
・「呪い殺しの村」(小島正樹)双葉文庫
・「ベスト本格ミステリTOP5 短編傑作選001」(本格ミステリ作家クラブ)
 講談社文庫
・「ブラッド・ブレイン」全3巻(小島正樹)講談社タイガ


実は、読み終わったのだけど記事にしなかった本が4冊あります。

うち2冊は、記事を書こうと思って本を探したのですが
見つからない(笑)。どこかへ行ってしまったみたいですねえ。
家人に棄てられてしまったかも(おいおい)。

そしてもう2冊は、読み終わったんだけど評価が星1つだったもの。
こちらは、記事にすると文句ばかり書き連ねそうなので止めました。
武士の情けですね(笑)。


今年は、私の身の上に大きな変化があったわけですが
結果として、自由に使える時間が増えましたので
たくさん本も読めるようになりました。

そのおかげで、フィクションに限ると186冊読めました。
(新書のノンフィクションを入れるともう数冊追加になるのですが。)
統計を取り始めたここ20年間で最多だった2003年の185冊を超えて
最多記録更新となりました。

文庫換算で総ページ数は約73000ページ。
1日あたり、200ページくらい読んでいたことになります。

もっとも、読むのにかまけて読書録のupが滞ってしまいました。
やっぱり4~6月のサボりが大きかったですねえ。
結局その遅れを挽回することはできなかったなぁ。
2019年分の読書録をupし終わるのは
早くても1月上旬くらいまでかかりそうです。

11~12月に、集中して読書録の記事を書いてきたのですけど
思ったことは、やっぱり読み終わってから
間を開けずに書かなきゃダメだということ。
なにせ時間が経つと中身を忘れてしまって、思い出すまでが容易でない。
もともと記憶力が怪しいところへもってきて、トシも上がってきたので
そのうち頓珍漢なことを書いてしまうんじゃないかと心配です。

とまあ泣き言はこれくらいにして。


だらだら続けてきたこのブログも、いつのまにか記事の数も
1900件を超えました。「継続は力なり」とはよく言ったものです。

内容の質は保証できない駄文の山でございますが(苦笑)、
皆さんの暇つぶしの一助になれば望外の幸せです。

それでは皆様、良いお歳を。

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2018年 今年読んだ本 ベスト30 & ここ20年間の読書冊数 [読書全般]


さて、いよいよ今年も終わりということで、
年末恒例のランキング発表です。

毎回書いてますが、私 mojo の独断と偏見で決めてます。
皆さんの評価と一致しない場合もあるかと思いますが
私の好みの問題ですので、石を投げたりせずにご寛恕ください。

対象は、原則としてオリジナルのフィクション作品のみです。
(ノンフィクションとノベライズは除いてあります。)
あと、挙げてある本の中にはまだ記事に書いてないものも含まれます。
それについては、なんとか1月・・・は無理かな。2月中くらいには
upできるように頑張ります(^^;)。

それではまずはトップテンから。
星の数で言うと、第1~8位が星4つ半。9位以下は星4つです。

第1位 水魑の如き沈むもの [三津田信三/講談社文庫]
第2位 満願 [米澤穂信/新潮文庫]
第3位 隻眼の少女 [麻耶雄嵩/文春文庫]
第4位 影の中の影 [月村了衛/新潮文庫]
第5位 トッカン(シリーズ1~3) [高殿円/ハヤカワ文庫JA]
第6位 玉依姫 [阿部智里/文春文庫]
第7位 キャロリング [有川浩/幻冬舎文庫]
第8位 つばき、時跳び [梶尾真治/徳間文庫]
第9位 魔導の黎明 [佐藤さくら/創元推理文庫]
第10位 十二人の死にたい子どもたち [冲方丁/文春文庫]

次に第11~20位です。
第11~19位が星4つ。20位は星3つ半です。

第11位 鍵のかかった男 [有栖川有栖/幻冬舎文庫]
第12位 処刑までの十章 [連城三紀彦/光文社文庫]
第13位 黒龍荘の惨劇 [岡田秀文/光文社文庫]
第14位 忘れ物が届きます [大崎梢/光文社文庫]
第15位 リプレイ2.14 [喜多喜久/宝島社文庫]
第16位 顔のない肖像画 [連城三紀彦/実業之日本社文庫]
第17位 黎明の笛 陸自特殊部隊「竹島」奪還 [数多久遠/祥伝社文庫]
第18位 凍雨 [大倉崇裕/徳間文庫]
第19位 白戸修の逃亡 [大倉崇裕/双葉文庫]
第20位 王とサーカス [米澤穂信/創元推理文庫]

次は第21~30位です。すべて星3つ半です。

第21位 機龍警察 火宅 [月村了衛/ハヤカワ文庫JA]
第22位 江神二郎の洞察 [有栖川有栖/創元推理文庫]
第23位 全日本探偵道コンクール セーラー服と黙示録
                    [古野まほろ/角川文庫]
第24位 真実の10メートル手前 [米澤穂信/創元推理文庫]
第25位 福家警部補の報告 [大倉崇裕/創元推理文庫]
第26位 明日の子供たち [有川浩/幻冬舎文庫]
第27位 R,E.D. 警察庁特殊防犯対策官室(ACTⅠ~Ⅲ)
                     [古野まほろ/新潮文庫nex]
第28位 煙突の上にハイヒール [小川一水/光文社文庫]
第29位 獏の檻 [道尾秀介/新潮文庫]
第30位 身元不明(ジェーン・ドゥ) 特殊殺人捜査官 箱崎ひかり
                     [古野まほろ/講談社文庫]

これ以外に星3つ半を獲得した作品が14作ありましたので
以下に掲げます。こちらは評価順では無く読了順です。

・小鳥を愛した容疑者 [大倉崇裕/講談社文庫]
・技師は数字を愛しすぎた [ボワロ&ナルスジャック/創元推理文庫]
・静かな炎天 [若竹七海/文春文庫]
・星読島に星は流れた [久住四季/創元推理文庫]
・神様の裏の顔 [藤崎翔/角川文庫]
・眼球堂の殺人 ~The Book~ [周木律/講談社文庫]
・臨床真実士ユイカの論理 ABX殺人事件 [古野まほろ/講談社タイガ]
・長い廊下がある家 [有栖川有栖/光文社文庫]
・二重螺旋の誘拐 [喜多喜久/宝島社文庫]
・恋する創薬研究室 片思い、ウイルス、ときどき密室
                       [喜多喜久/幻冬舎文庫]
・問題物件 [大倉崇裕/光文社文庫]
・シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱 [高殿円/ハヤカワ文庫JA]
・純喫茶「一服堂」の四季 [東川篤哉/講談社文庫]
・蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係 [大倉崇裕/講談社文庫]

今年はノンフィクションに限ると173冊読めました。
新書等のノンフィクションを入れるともう数冊追加になるのですが。

統計を取り始めたここ20年間では5番目の多さ。
文庫換算で総ページ数は約68000ページ弱
1日あたり、185ページくらい読んでいたことになります。
もっとも、読むのにかまけて読書録のupが滞ってますが・・・


さて、平成最後の大晦日にあたって、
いままでの読書記録を調べてみたのですが
Excelで記録をつけ始めたのが平成11年だったことが判明。
つまりここ20年分の読書記録データが見つかりました。

読んだ本全部をここに挙げるのはさすがに無理ですが
読んだ冊数だけ挙げてみましょう。

1999年(120冊) → 2000年(179冊) → 2001年(110冊)
→ 2002年(167冊) → 2003年(185冊) → 2004年(155冊)
→ 2005年(155冊) → 2006年(176冊) → 2007年(161冊)
→ 2008年(128冊) → 2009年(104冊) → 2010年(166冊)
→ 2011年(140冊) → 2012年(108冊) → 2013年(108冊)
→ 2014年(182冊) → 2015年(161冊) → 2016年(162冊)
→ 2017年(148冊) → 2018年(173冊)

20年間で約3000冊1年あたり平均して150冊弱というところですね。
でも年によって結構凸凹があります。

最高は2003年の185冊
なんと2日に1冊読んでたことになります。
よく読めたなあ。そんなにヒマだった記憶は無いのだが(笑)。
最低は2009年の104冊
これもなんで読めなかったのかさっぱり覚えてません(^^;)
1年を通じて仕事に忙殺されてたってこともないし。

2012年と2013年がまた落ち込んでる原因は分かってます。
このあたりは「ヤマト2199」の公開があって、
感想もどきを一所懸命書いてたのですね。
2017年もちょっと減ってるのは「ヤマト2202」の影響。

 来年3月にはその「ヤマト2202」最終章が公開されます。
 思えば、長い休眠状態にあって
 自然消滅を待つばかりだったこのブログが
 息を吹き返すきっかけとなったのが「ヤマト2199」でした。
 そういう意味でも、最後まで見届けなければいけないですね。


さて、すっかりサボってしまった読書感想録ですが
年明けあたりからボチボチ再開したいと思います。

来年も「MIDNIGHT DRINKER」を
よろしくお願いします。ぺこり m(_ _)m

それでは皆様、良いお年を。

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2017年 今年読んだ本 ベスト30 [読書全般]


すみません、年末はいろいろあって更新できませんでした。

28日まで遠出してて、29日は疲れてずっと寝てたり(笑)。
今日は午前中にPCで年賀状を作って、
午後はかみさんが年末年始の買い物に行くのにつき合って、
夕方からこの記事を書いたら一日が終わりました(おいおい)。

閑話休題。

さて、いよいよ今年も終わりということで、
年末恒例のランキング発表です。

 実は今読んでる本もあるんですが
 たぶん年内には読み終わらないと思うのでこれは来年回し(^^;)。

毎回書いてますが、私 mojo の独断と偏見で決めてます
皆さんの評価と一致しない場合もあるかと思いますが
私の好みの問題ですので、石を投げたりせずにご寛恕ください

対象は、原則としてオリジナルのフィクション作品のみです。
(ノンフィクションとノベライズは除いてあります。)

あと、挙げてある本の中にはまだ記事に書いてないものも含まれます。
それについては、なんとか1月中にはupできるように頑張ります(^^;)。


それではまずはトップテンから。
星の数で言うと、第1位が星4つ半。2位以下は星4つです。

第1位 槐 (月村了衛) 光文社文庫
第2位 鹿の王 全4巻 (上橋菜穂子) 角川文庫
第3位 黄金(きん)の烏 / 空棺の烏 (阿部智里) 文春文庫
第4位 機龍警察 [完全版] / 機龍警察 自爆条項 [完全版] 上下
                                         (月村了衛) ハヤカワ文庫JA
第5位 いとみち 三の糸 (越谷オサム) 新潮文庫
第6位 図書館の魔女 烏の伝言 上下 (高田大介) 講談社文庫
第7位 卒業のカノン 穂瑞沙羅華の課外活動 (機本伸司) ハルキ文庫
第8位 ぐるりよざ殺人事件 セーラー服と黙示録 (古野まほろ) 角川文庫
第9位 命に三つの鐘が鳴る 埼玉中央署 新任警部補・二条実房
                                          (古野まほろ) 光文社文庫
第10位  はるひのの、はる (加納朋子) 幻冬舎文庫


第3位の2冊はシリーズ物の連作ですので一つにしました。
第4位の2冊は過去に読んだ作品でもあり、
時系列的にもストーリー的にも連続性が高いと思ったので
一つにまとめました。


次に第11~20位です。19位までが星4つ、20位は星3つ半です。

第11位 魔導の福音/魔導の系譜/魔導の矜持 (佐藤さくら) 創元推理文庫
第12位 天帝のみぎわなる鳳翔 (古野まほろ) 幻冬舎文庫
第13位 パダム・パダム 京都府警平安署 新任署長・二条実房
                                    (古野まほろ) 光文社文庫
第14位 天帝のつかわせる御矢 (古野まほろ) 幻冬舎文庫
第15位 天帝のはしたなき果実 (古野まほろ) 幻冬舎文庫
第16位 水族館の殺人 (青崎有吾) 創元推理文庫
第17位 ユダの窓 (カーター・ディクスン) 創元推理文庫
第18位 臨床真実士ユイカの論理 文渡家の一族
                                  (古野まほろ) 講談社タイガ
第19位 ウィンディ・ガール/ストーミー・ガール
              サキソフォンに棲むキツネⅠ・Ⅱ (田中啓文) 光文社文庫
第20位 ふわふわの泉 (野尻抱介) ハヤカワ文庫JA

11位の3冊は《真理の織り手》というシリーズもので
ストーリーも直接ではないけど、
ほぼ連続しているので一つにまとめました。
19位の2冊も、明らかにストーリーのつながった連作短編集なので
これも一つにまとめました。
『天帝』シリーズについても一つにまとめようか考えたのですが
それぞれ独立性の高い物語だと思ったので別にしました。
『二条実房』シリーズも同様です。


そして第21~30位。すべて星3つ半です。

第21位 南極点のピアピア動画 (野尻抱介) ハヤカワ文庫JA
第22位 英国空中学園譚 全4巻 (ゲイル・キャリガー) ハヤカワ文庫FT
第23位 九月の恋と出会うまで (松尾由美) 双葉文庫
第24位 貴婦人として死す (ジョン・ディクスン・カー) 創元推理文庫
第25位 妃は船を沈める (有栖川有栖) 光文社文庫
第26位 ひぐらしふる 有馬千夏の不思議なある夏の日
                                            (彩坂美月) 幻冬舎文庫 
第27位 ゴースト≠ノイズ(リダクション) (十市社) 創元推理文庫
第28位 闇に香る嘘 (下村敦史) 講談社文庫
第29位 アケルダマ (田中啓文) 新潮文庫
第30位 深紅の碑文 上下 (上田早夕里) ハヤカワ文庫JA


上位30作品は以上ですが、
星3つ半を獲得したものがこれ以外にも24作品あったので、
紹介しておきます。ちなみに読了順です。

<1月>
虚像の道化師 (東野圭吾) 文春文庫

<2月>
わたしのリミット (松尾由美) 創元推理文庫
東京ダンジョン (福田和代) PHP文芸文庫
禁断の魔術 (東野圭吾) 文春文庫

<4月>
曲がった蝶番 (ジョン・ディクスン・カー) 創元推理文庫
ニャン氏の事件簿 (松尾由美) 創元推理文庫

<5月>
恋するタイムマシン 穗瑞沙羅華の課外活動 (機本伸司) ハルキ文庫
人魚は空に還る (三木笙子) 創元推理文庫
緑のカプセルの謎 (ジョン・ディクスン・カー) 創元推理文庫
サザンクロスの翼 (高嶋哲夫) 文春文庫
影王の都 (羽角曜) 創元推理文庫
クラッシャージョウ13 ガブリエルの猟犬 (高千穂遙) ハヤカワ文庫JA

<7月>
旅猫リポート (有川浩) 講談社文庫
かくして殺人へ (カーター・ディクスン) 創元推理文庫
時をとめた少女 (ロバート・F・ヤング) ハヤカワ文庫SF
セーラー服と黙示録 (古野まほろ) 角川文庫
僕の光り輝く世界 (山本弘) 講談社文庫

<8月>
殺人者と恐喝者 (カーター・ディクスン) 創元推理文庫
荒神 (宮部みゆき) 新潮文庫

<9月>
皇帝のかぎ煙草入れ (ジョン・ディクスン・カー) 創元推理文庫

<10月>
神津恭介の復活 (高木彬光) 光文社文庫

<11月>
ラブ・ケミストリー (喜多喜久) 宝島社文庫
猫色ケミストリー (喜多喜久) 宝島社文庫
推定脅威 (未須本有生) 文春文庫


今年読んだ本は約150冊。文庫に換算して57000ページあまり。
(ノンフィクションとノベライズを入れたら160冊くらいになるかな)
1日あたり文庫160ページ弱くらい読んでいたことになります。
おお、けっこう頑張った気がしてきた(笑)。

さて、来年はどれくらい読めるかなあ。
寄る年波で視力が落ちてきているので、焦らずボチボチいきます。

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2016年 今年読んだ本ベストテン [読書全般]

それでは、恒例のベストテン(ベスト30)の発表です。

毎回書いてますが、「○○より△△が下なんて納得できない!」等の
ご意見もございましょうが、これはあくまで私mojoの私見です。
なにとぞご寛恕のほどをお願いいたします。


第1位 聖刻群龍伝 龍晴の刻(全4巻) [千葉暁] (Cノベルスファンタジア)
第2位 空飛ぶ広報室 [有川浩] 幻冬舎文庫
第3位 土漠の花 [月村了衛] 幻冬舎文庫
第4位 村上海賊の娘(全四巻) [和田竜] 新潮文庫
第5位 図書館の魔女(全四巻) [高田大介] 講談社文庫
第6位 監獄島(上下) [加賀美雅之] 光文社文庫
第7位 『このミス』が選ぶオールタイム・ベスト短編ミステリー 赤/黒
         [連城三紀彦他] 宝島社文庫
第8位 聖女の救済 [東野圭吾] 文春文庫
第9位 真夏の方程式 [東野圭吾] 文春文庫
第10位 ガリレオの苦悩 [東野圭吾] 文春文庫

第11位 ウルトラマンF [小林泰三] 早川書房
第12位 宇宙戦争1941/1943/1945 [横山信義] ASAHI NOVELS
第13位 オービタル・クラウド(上下) [藤井太洋] ハヤカワ文庫JA
第14位 トワイライト・テールズ 夏と少女と怪獣と [山本弘] 角川文庫
第15位 キミは知らない [大崎梢] 幻冬舎文庫
第16位 ノエル - a story of stories - [道尾秀介] 新潮文庫
第17位 県庁おもてなし課 [有川浩] 角川文庫
第18位 ラインの虜囚 [田中芳樹] 講談社ノベルス
第19位 三匹のおっさん & 同 ふたたび [有川浩] 文春文庫&新潮文庫
第20位 大江戸恐竜伝(全6巻) [夢枕獏] 小学館文庫

第21位 怨讐星域(全3巻) [梶尾真治] ハヤカワ文庫JA
第22位 折れた竜骨(上下) [米澤穂信] 創元推理文庫
第23位 密室蒐集家 [大山誠一郎] 文春文庫
第24位 髑髏城 [ジョン・ディクスン・カー] 創元推理文庫
第25位 燔祭の丘 建築探偵桜井京介の事件簿 [篠田真由美] 講談社文庫
第26位 UFOはもう来ない [山本弘] PHP文芸文庫
第27位 機動戦士ガンダムUC11 [福井晴敏] KADOKAWA
第28位 フリーター、家を買う [有川浩] 幻冬舎文庫
第29位 これは王国のかぎ [荻原規子] 角川文庫
第30位 植物図鑑 [有川浩] 幻冬舎文庫

第1~6位までが星4つ半。第7~23位が星4つ。
第24位以下が星3つ半。


さらに、星3つ半の作品は31位以下に32作もあったので、
いちおうこれも紹介。こちらは順位なしで、読了順です。

1月
神子上典膳 [月村了衛] 講談社文庫
大空のドロテ(上下) [瀬名秀明] 双葉文庫

2月
儚い羊たちの祝宴 [米澤穂信] 新潮文庫
忍び道 利根川 激闘の巻 [ 武内涼] 光文社文庫
ウルトラマンデュアル [三島浩司] 早川書房
追想五断章 [米澤穂信] 集英社文庫
魔境の女王陛下 薬師寺涼子の怪奇事件簿 [田中芳樹] 講談社ノベルス
海から何かがやってくる 薬師寺涼子の怪奇事件簿 [田中芳樹]
      祥伝社NON NOVEL
太陽の石 [乾石智子] 創元推理文庫

3月
シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官 [川瀬七緖] 講談社文庫
ラブコメ今昔 [有川浩] 角川文庫
吉野太平記(上下) [武内涼] ハルキ文庫
届け物はまだ手の中に [石持浅海] 光文社文庫
人魚姫 探偵グリムの手稿 [北川猛邦] 徳間文庫
金田一耕助、パノラマ島へ行く [芦辺拓] 角川文庫
雪月花黙示録 [恩田陸] 角川文庫

4月
神様の値段 戦力外捜査官 [似鳥鶏] 河出文庫
クローバー・レイン [大崎梢] ポプラ文庫
わたしたちがまだ少女と呼ばれていた頃 [石持浅海] 祥伝社文庫

6月
迫りくる自分 [似鳥鶏] 光文社文庫

7月
TOKYO BLACKOUT [福田和代] 創元推理文庫
キケン [有川浩] 新潮文庫
迎撃せよ [福田和代] 角川文庫
天鬼越 蓮丈那智フィールド・ファイルV [北森鴻・浅野里沙子] 新潮文庫
コルトM1851残月 [月村了衛] 文春文庫
青春探偵ハルヤ [福田栄一] 創元推理文庫

8月
スチームオペラ 蒸気都市探偵譚 [芦辺拓] 創元推理文庫
写楽 閉じた国の幻(上下) [島田荘司] 新潮文庫
黒警 [月村了衛] 朝日文庫

9月
武家屋敷の殺人 [小島正樹] 講談社文庫

10月
致死量未満の殺人 [三沢陽一] ハヤカワ文庫JA

11月
アルカトラズ幻想(上下) 島田荘司 文春文庫


今年1年間で読んだ冊数は162冊。
ページ数は文庫換算で約62000ページ。

何年か前にやっぱり160冊くらい読めた年があったんだけど
ページ数は64000ページくらいあったはず。
最近は薄い本が増えたのか、
私が好んで薄い本を読むようになったのか。

上位に入っている本を見るとけっこうな大長編が多いので
私自身は長い話が好きだと思うんだけどね。
ただ、昔より1冊あたりの厚さが減ってきたかなあとは思う。

 昔だったら1冊にした本を上下で2分冊にしたり、
 上下巻にするところを3分冊にしたりとかして
 1冊あたりの厚みを減らす傾向は確かにあると思うし。

読書記録を見てみると、今年も20冊以上も読めた月もありました。
でも、父が亡くなって以降はがくっと読書量が落ちてる。
まあ、これは仕方がないですね。

ブログに上げる読書記録も、数えたら24冊分も滞ってます。
これも、新年以降への宿題。
とりあえず書こうとは思ってますが、あせらずぼちぼちいきます。


最後に、今年最後の近況報告を。

12月に入ってから仕事量が増え、それに追われて
ろくに本も読めずに28日まで働いてました。
仕事があること自体はありがたいことなんですが
23~25日の三連休も出勤だったのは、老体にはちと辛かった。
とは言っても、この日に働くと決めたのは自分なので
誰にも文句は言えませんが。

29・30日もいろいろ用事をこなしていて、
あっという間に大晦日でした。

気がつけば12月に入って読み終えた本はわずか1冊。
現在、2冊を並行して読んでるんだけど、
残りのページ数を見ると年内の読了はほぼ無理。
この2冊は年越しになりますね。


今年は個人的には大きな出来事がありましたが、
仕事上では変動が無い通常運転の日々でした。

ただ、年齢も上がってきて、「定年」というものが
だんだん見えてきた年でもありました。

やっぱり、家でゴロ寝しながら、もろもろのことを忘れて
好きな本を読んでるのが至福の時です。
やらなければならないことも山積してますが、
少しずつではあるものの、着実に片付きつつあるので
来年はもうちょっと読めるようになるでしょう。


それではみなさん、よいお歳を。


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2015年 読んだ本ベストテン [読書全般]

今年もついに大晦日を迎えました。
というわけで(どんなわけだ)、恒例のベストテンを発表します。

ベストテンといいながら30位まで出てくるのも
お約束というかデフォルトになりましたが。

 11月/12月とサボったもので、感想記事をまだupしていない作品も
 何作か含まれますがご勘弁を m(_ _)m。
 なるべく年明け早々には何とかしようと思ってはいます。

あと毎回書いてますが、順位はあくまで
私mojoの独断と偏見によるものです。
読み終わった時のフィーリングで順位付けしてますので
○○が✕✕より下なんて納得できない!・・・系の苦情には
対処できかねますので悪しからず。

それでは行ってみましょう。


まずは殿堂入り&1~10位まで。
ちなみに1~7位までは星4つ半。8位から星4つ。


<殿堂入り> クロノス・ジョウンターの伝説 (梶尾真治/徳間文庫)

  第一作「吹原和彦の軌跡」を読んだときの衝撃は未だ忘れられない。
 もうこの作品は、私にとってオールタイムベストの一角を占めて
 燦然と輝いている・・・と思ったらなんと
 wikipediaに単独で項目が出来てましたよ!

第1位 タイタニア 全5巻 (田中芳樹/講談社ノベルス)
 忘れずに完結させてくれた作者に感謝。
第2位 人類資金 全7巻 (福井晴敏/講談社文庫)
 久しぶりの福井節、堪能しました。
第3位 図書館戦争シリーズ 全6巻 (有川浩/角川文庫)
 やっぱ有川好きだわ。
第4位 機龍警察 自爆条項 上下 (月村了衛/ハヤカワ文庫JA)
 このシリーズ、追いかけます。
第5位 <骨牌使い>の鏡 上下 (五代ゆう/ハヤカワ文庫JA)
 まさに和製ファンタジー大作。
第6位 64 上下 (横山秀夫/文春文庫)
 胃が痛くなっても読め。
第7位 夏のくじら (大崎梢/文春文庫)
 爽やか青春ラブストーリー。
第8位 光圀伝 上下 (冲方丁/角川文庫)
 大河ドラマになるといいけど・・・無理かな?
第9位 宵待草夜情 (連城三紀彦/ハルキ文庫)
 連城マジックの粋。
第10位 連城三紀彦 レジェンド 傑作ミステリー集
 (連城三紀彦/講談社文庫)
 ミステリファンなら必読の書。


続いては11~20位をご紹介。
ちなみに19位までは星4つ。20位から星3つ半。

第11位 英国パラソル綺譚 全5巻 (ゲイル・キャリガー/ハヤカワ文庫FT)
第12位 スノーフレーク (大崎梢/角川文庫)
第13位 体育館の殺人 (青崎有吾/創元推理文庫)
第14位 パンツァークラウン フェイセズ 全3巻 (吉上亮/ハヤカワ文庫JA)
第15位 夜よ鼠たちのために (連城三紀彦/宝島社文庫)
第16位 造花の蜜 上下 (連城三紀彦/ハルキ文庫)
第17位 教場 (長岡弘樹/小学館文庫)
第18位 香菜里屋を知っていますか (北森鴻/講談社文庫)
第19位 小太郎の左腕 (和田竜/小学館文庫)
第20位 RDG レッドデータガール 全6巻 (荻原規子/角川文庫)


最後は21~30位。すべて星3つ半。

第21位 フライ・バイ・ワイヤ (石持浅海/創元推理文庫)
第22位 邪馬台 蓮丈那智フィールドファイルⅣ
 (北森鴻・浅野里沙子/新潮文庫)
第23位 瞑る花嫁 柚木春臣の推理 (五代ゆう/双葉文庫)
第24位 祟り火の一族 (小島正樹/双葉文庫)
第25位 桜花忍法帖 バジリスク新章 上下 (山田正紀/講談社タイガ)
第26位 美神の狂宴 クラッシャージョウ12 (高千穂遙/ハヤカワ文庫JA)
第27位 西巷説百物語 (京極夏彦/角川文庫)
第28位 午後からはワニ日和 (似鳥鶏/文春文庫)
第29位 ディアスと月の誓約 (乾石智子/ハヤカワ文庫JA)
第30位 昨日まで不思議の校舎 (似鳥鶏/創元推理文庫)


さて、上位30位に入らなかったけど、星3つ半を獲得した作品は
あと17作あるので、紹介します。掲載順は読了順です。

(1月)
魔道師の月 (乾石智子/創元推理文庫)
身代わり島 (石持浅海/朝日文庫)
アルファベット・パズラーズ (大山誠一郎/創元推理文庫)
琅邪の鬼 (丸山天寿/講談社文庫)
いとみち 二の糸 (越谷オサム/新潮文庫)
(5月)
完全恋愛 (牧薩次/小学館文庫)
密室・殺人 (小林泰三/創元推理文庫)
(6月)
青き犠牲 (連城三紀彦/光文社文庫)
(7月)
忍びの森 (武内涼/角川ホラー文庫)
(8月)
戦都の陰陽師シリーズ 全3巻 (武内涼/角川ホラー文庫)
(9月)
剣姫 -グレイスリング- (クリスティン・カショア/ハヤカワ文庫FT)
(10月)
いわゆる天使の文化祭 (似鳥鶏/創元推理文庫)
(11月)
柳生十兵衛秘剣考 (高井忍/創元推理文庫)
平台がおまちかね (大崎梢/創元推理文庫)
(12月)
有川浩脚本集 もう一つのシアター! (有川浩/メディアワークス文庫)
本能寺遊戯 (高井忍/創元推理文庫)
キング&クイーン (柳広司/講談社文庫)


2015年に読んだ本はフィクションに限ると161冊。
文庫換算で64000ページくらい。
計算したら1日あたり170ページくらい読んでるわけで
我ながらスゴいことだと思う。
まあ500ページくらい読める日もあったし、
全く読めない日もけっこう多かったし。

今年は身体を壊したりしたので、来年はもう少し
身体を労りながら過ごしていければと思う。

好きな本を読める幸せを噛み締めながら。


それでは皆さん、よいお歳を。


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2014年 今年読んだ本ベストテン [読書全般]

年末の〆の記事はやはりこれでしょう。
恒例の「読んだ本ベストテン」、というかベスト30を発表します。

去年(2013年)は並外れて少なく、100冊ちょっとしか読めませんでしたが
なんと今年は180冊くらい読めました。
文庫換算で、なんと1日に200ページ弱読んだ計算になるわけで
近年に無いハイペース。

 来年に反動が来ないことを祈りましょう。。。

読んだ本は星の数(5段階)で評価してますが、
星の数を平均してみると3.08個。まあ普通につけてるかなあと思います。
途中で投げ出した本も数冊あったので、それらにもし★1つをつけてれば
たぶん平均も3個ぴったりくらいになったでしょう。


いちおう書いておきますが、星の数をいくつにするかとか、
星の数が同じものの中での順位付けは、私の独断と偏見によります。
皆さんの評価と異なるところも多々あるかとは思いますが、
あまり目くじらを立てずに、ここは御笑覧ください。

では、発表していきます。


まず堂々トップを飾るのは、★5つ獲得のこの作品。

第1位 ソロモンの偽証・全6巻 (宮部みゆき/新潮文庫)

続いて、2~4位は★4つ半の作品。

第2位 ブラックアウト/オール・クリア1/オール・クリア2
     (コニー・ウィリス/ハヤカワSFシリーズ)
第3位 ジェノサイド・上下 (高野和明/角川文庫)
第4位 烏に単は似合わない (阿部智里/文春文庫)

今年、★4つ獲得は10作品。うち、ベストテンに入ったのは

第5位 レッド・スーツ (ジョン・スコルジー/ハヤカワSFシリーズ)
第6位 八月の魔法使い (石持浅海/光文社文庫)
第7位 人造人間キカイダー The Novel (松岡圭祐/角川文庫)
第8位 赤朽葉家の伝説 (桜庭一樹/創元推理文庫)
第9位 チョコレートコスモス (恩田陸/角川文庫)
第10位 盤上の夜 (宮内悠介/創元推理文庫)


さて、★4つの残り4作品は11~14位に。

第11位 叫びと祈り (梓崎優/創元推理文庫)
第12位 下町ロケット (池井戸潤/小学館文庫)
第13位 ハルチカ・シリーズ (初野晴/角川文庫)
    [退出ゲーム/初恋ソムリエ/空想オルガン/千年ジュリエット]
第14位 最後の敵 (山田正紀/河出文庫)

13位はちょっと変則だけど、まとめてしまいました・・・

今年、★3つ半をつけたのは全部で37作ありました。
うち、20位までに入ったのは次の6作。

第15位 獣の奏者 外伝 刹那 (上橋菜穂子/講談社文庫)
第16位 もう誘拐なんてしない (東川篤哉/文春文庫)
第17位 十三回忌 (小島正樹/双葉文庫)
第18位 木洩れ日に泳ぐ魚 (恩田陸/文春文庫)
第19位 機忍兵零牙 (月村了衛/ハヤカワ文庫JA)
第20位 流れ行く者 -守り人短編集- (上橋菜穂子/新潮文庫)


そして、21~30位は以下の作品です。

第21位 さよならの手口 (若竹七海/文春文庫)
第22位 いとみち (越谷オサム/新潮文庫)
第23位 夜の写本師 (乾石智子/創元推理文庫)
第24位 伏 贋作・里見八犬伝 (桜庭一樹/文春文庫)
第25位 扼殺のロンド (小島正樹/双葉文庫)
第26位 笑酔亭梅寿謎解噺4&5 (田中啓文/集英社文庫)
第27位 太陽が死んだ夜 (月原渉/創元推理文庫)
第28位 交換殺人には向かない夜 (東川篤哉/光文社文庫)
第29位 ブック・ジャングル (石持浅海/文春文庫)
第30位 キュート&ニート (黒田研二/文春文庫)


★3つ半の作品は、残り21作ありますが、参考までに下に掲げます。
順番は評価の順ではなく、読了日の早い順です

<2月>
QED 伊勢の曙光 (高田崇史/講談社文庫)
帝都東京華族少女 (永井紗耶子/幻冬舎文庫)
カササギたちの四季 (道尾秀介/光文社文庫)

<3月>
リケジョ! (伊与原新/角川文庫)
少女は夏に閉ざされる (彩坂美月/幻冬舎文庫)
無花果の実のなるころに (西條奈加/創元推理文庫)
演奏しない軽音部と4枚のCD (高木敦史/ハヤカワ文庫JA)
時が新しかったころ (ロバート・F・ヤング/創元SF文庫)

<4月>
混沌ホテル ザ・ベスト・オブ・コニー・ウィリス
  (コニー・ウィリス/ハヤカワ文庫SF)

<5月>
ここに死体を捨てないでください! (東山篤哉/光文社文庫)
しらみつぶしの時計 (法月綸太郎/祥伝社文庫)
空色メモリ (越谷オサム/創元推理文庫)

<6月>
金曜のバカ (越谷オサム/角川文庫)

<8月>
訪問者 (恩田陸/祥伝社文庫)
逃走 (薬丸岳/講談社文庫)
ストーンエイジCOP/KIDS/CITY (藤崎慎吾/光文社文庫)
モーレツ終戦工作 ミニスカ宇宙海賊12 (笹本祐一/ASAHI NOVELS)
憂国のアカツキ (大原省吾/双葉文庫)

<9月>
法医昆虫学捜査官 (川瀬七緖/講談社文庫)

<10月>
金田一耕助VS明智小五郎 ふたたび (芦辺拓/角川文庫)

<11月>
カード・ウォッチャー (石持浅海/ハルキ文庫)

さて、2014年も今日で終わり。
私にとっても、いろいろあった年でしたが、
幸い大きな事件も起こらず、無事に1年を過ごすことができました。

2006年の新年早々に始まったこのブログ。
途中何回かの中断を挟みながらも、いくつかの幸運に支えられて
ここまでで、まる9年を終えようとしています。
そして2015年からは、なんと10年目に突入します。

思えば、思いつくままに好き勝手なことを書き散らしてきました。
「本」がテーマのはずなのに、しばしばアニメ(特にヤマト2199)方面へ
大幅に逸脱してしまうこともしばしば。
「いったいここは何のブログなんだ」って思った方も
いらしたのではないでしょうか。

まあ、書きたい時に書きたいことを書きたいだけ書いてきたわけで、
その結果、大量の駄文置き場の様相を呈してきましたが・・・
それでも予想以上に見に来て下さった方が多くて、
本当に感謝に堪えません。

おかげさまで、節目となる1000本めの記事も
先日無事に up することができました。

ありがとうございました。ぺこり m(_ _)m


来年も、基本的には今年と同じスタンスで
マイペースでゆる~く行きます。

いつまで続けられるか分かりませんが、
「細~く、長~く」を目標に頑張ります。


それでは皆様、よいお歳を


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