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二ノ国 [アニメーション]

Netflixにて視聴。10月の終わり頃だったかな?。
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二人の男子高校生が、二つの世界の間を行き来する異世界ファンタジー。

高校生のユウとハルは親友同士。
同級生の女の子・コトナは2人とは幼馴染み。

ある日、ユウとハルは交通事故に巻き込まれてしまうが
次の瞬間、2人は異世界・”二ノ国” へと転移していた。

そこで彼らが出合ったのは、コトナと瓜二つの王女・アーシャ。
彼女の父が収めるエスタバニア王国は、
ガバラス率いる反乱勢力「黒旗軍」の脅威にさらされていた。

やがて二人は知る。
彼らにとっての現実世界 ”一ノ国” と、この異世界 ”二ノ国” の間には、
魂を共有している人間が存在すること、
コトナとアーシャもまた魂を共有する存在であること。

現実世界 ”一ノ国” に戻ったユウとハルは
コトナが難病を患い、余命幾ばくもないことを知らされる。

”二ノ国” のアーシャの命を絶つことによって、
現実世界のコトナの命を救うことができる。

2人は再び ”二ノ国” へ転移するが、
ハルはアーシャを討つため、「黒旗軍」に身を投じる。
ユウはハルを止めるために、アーシャのもとに留まる。
親友だった二人は、敵味方に分かれて戦うことに・・・

世界の雰囲気も、登場する人間キャラもジブリ風。
妖精などの ”人外キャラ” が妖怪ウォッチ風なのはご愛敬か。

ファンタジーながら、テーマは ”命の選択” という、かなり重いもの。
どう決着させるのだろう? って思ったが
ラストに至って「なるほど、そうくるか」

いささか「都合良すぎだ」と思う人もいるかも知れない。
好き嫌いが分かれる結末かも知れないが、
この ”着地点” あってこその映画化だったのだろう。
エンタメとしてはこれが正解だと私は思う。

主役の高校生2人のCVは、俳優の山崎賢人と新田真剣佑。
声優としての彼らはけっこう頑張ってる。
ものすごく上手いとは思わないが
伊武雅刀、山寺宏一、宮野真守、坂本真綾、津田健次郎と
脇を固めるそうそうたるベテラン声優陣に混じっても、
さほど違和感を感じさせないくらいには上手いと思う。

ただねえ・・・コトナ/アーシャ役の永野芽郁さん。
女子高生のコトナのほうはともかく、アーシャのお姫様台詞は・・・
はっきり言って ”浮いてる” なぁ。

まあ、彼女が悪いのではなく、彼女にオファーを出した
制作陣がいけないのですけどね。
話題が欲しいからといって、有名俳優/女優を
安易に起用するのはいい加減やめましょうよ。


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