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天冥の標VIII ジャイアント・アーク [読書・SF]

 

 

天冥の標VIII ジャイアント・アークPART1 (ハヤカワ文庫JA)

天冥の標VIII ジャイアント・アークPART1 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 小川一水
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2014/05/23
  • メディア: 文庫
天冥の標VIII  ジャイアント・アーク PART2 (ハヤカワ文庫JA)

天冥の標VIII ジャイアント・アーク PART2 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 小川 一水
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2014/12/19
  • メディア: 文庫
大河SF「天冥の標」シリーズ、第8部。

ここに至り、物語はようやく
第1部「メニー・メニー・シープ」の時間軸へ戻ってくる。

第8部は、”咀嚼者” となったイサリが
300年にわたる冷凍睡眠から目覚めるところから始まる。

彼女は、冷酷な支配者となった妹・ミヒルと袂を分かち、
”人間たち” に危機を知らせるべく
仲間と離れて ”メニー・メニー・シープ” へ向かう。
冒頭部分では、第1部の物語がイサリの視点から再度描かれていく。

植民地総督・ユレイン三世がエネルギー供給を握る体制へ
不満を抱く市民たちは、ついに反乱を引き起こすが
それが原因となって、”メニー・メニー・シープ” への
”咀嚼者” たちの侵攻を許してしまう。

ユレイン三世の失脚後、新生民主政府大統領となったエランカは
各都市の戦力を糾合して反攻作戦に打って出ようとするが、
そのための武器弾薬の量が足りず、苦戦を強いられる。

そんな中、イサリによってもたらされた情報により、
彼らは ”メニー・メニー・シープ” の ”真の姿” を知ることになる。

一方、”咀嚼者” たちとの共存を目指すイサリとカドムは、
”この世界のすべての歴史” を知るはずの
《恋人たち》・ラゴスの記憶を取り戻すべく、
所在不明のシェパード号を探索するために世界の ”外” を目指すが・・・


巻を重ねて終盤に差し掛かってきたこともあり、
何を書いてもネタバレになってしまいそう。

いままでは月に1巻のペースで読んできたんだけど、
残り5巻(第9部が2巻、完結編である第10部が3巻)になったので
これ以後はまとめて読んでしまおうと思う。

300年の時を超え、不思議な縁で結ばれたイサリとカドム。
そんな二人の、明日はどっちだ・・・?(笑)

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mojo

@ミックさん、こんばんは。
nice! ありがとうございます。

by mojo (2020-02-03 00:24) 

mojo

鉄腕原子さん、こんばんは。
nice! ありがとうございます。

by mojo (2020-02-03 00:24) 

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