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本好きへの50の質問 その2(11~20) [読書全般]

「本好きへの50の質問」への回答、その1の続きです。

質問の提供サイト様はここです。


11. 読んだ本について、感想を述べあうことはありますか。
 それは誰とですか?

 昔は、職場の同僚でかなり好きな小説のジャンルが重なる人がいて
 けっこう話もしたのですが、今は周囲にいませんので・・・
 ですからブログに書いてます。


12. 身近に本が好きな人は居ますか?
 居るならば、あなたはその人の影響を受けていると思いますか?

 今は身近にはいませんねえ・・・
 一番大きな影響は父ですかね。前の質問にも答えましたが、
 父が本好きで家の中にたくさん本がありましたし、
 私にもいっぱい買ってくれました。
 (小学校の時に買ってくれた「怪人二十面相」が
  私の読書生活のスタートでした。)
 ただ、読むジャンルは全くといっていいほど重なっていないですねぇ。
 父はもっぱら歴史小説・時代小説がメインでしたから。
 でも、自分の趣味を息子に押しつけはしないで、
 私が「欲しい」って言った本はみんな買ってくれました。
 今から思えば私の読書人生があるのはホントに父のおかげです。
 (でも、大学生の時に父の本棚に「化人幻戯」と「悪魔の手毬唄」を
  見つけて 「へえ~、こういうのも読むんだ」って思いました。
  案外、"隠れミステリファン" だったのかも知れません)


13. 乗り物の中で、近くに本を読んでいる人が居るとき、
 その人が何を読んでいるのか気になりますか?

 とても気になります。
 電車の中で横に立ってる人が本を読んでると、
 何とかタイトルが知りたくて横目でじーっと見てます。
 我ながら不審者だと思います(笑)。
 お願いですから通報しないでください(爆)。


14. 読んでいる本にカバーは付けますか?
 付ける・付けない……その理由を教えてください。

 書店で買うときにはカバーをつけてもらいますが、
 読むときには書店のカバーを外して
 出版社のカバーだけにします(特に文庫)。
 昔は書店のカバーをつけたままで読んでたんですけど
 いつの頃からかつけなくなりました。理由は特にありません。
 でも、たまに書店のカバーをつけたまま読む本があります。
 それはカバーが恥ずかしいイラストだったりする時です。
 (内容がいやらしいからではありません。念のため)
 表紙がきゃぴきゃぴのセーラー服女子高生だったり、
 体のラインがぴっちり出るような服を着てる女の子だったりすると
 さすがに恥ずかしいんで。
 よく「歳を取ったら恥ずかしいものはなくなる」っていいます。
 それは一面の真実だとは思いますが、
 こと本の表紙に関しては私はやっぱり恥ずかしい。


15. 書店で買う・図書館で借りるのが恥ずかしかった本はありますか?
 本の題名と理由をお願いします。

 上にも書きましたが、カバーが恥ずかしい場合ですね。
 若い頃は、「プレイボーイ」とか「GORO」とかの
 男性週刊誌を買うのが恥ずかしい時期がありましたが・・・
 今から思えばなんて純情だったのだろう・・・


16. 内容は分かっているのに題名が思い出せず、もどかしい。
 そんな本はありますか?
 ある場合は、内容を要約して教えてください。

 うーん、今はないですかね。現代はネットがあるので、
 検索すればたいていの書名は分かります。


17. 「この題名は、いい!」。そんな題名があったら、教えてください
 (未読でも可)。

 「人形はなぜ殺される」(高木彬光)がふっと思いつきました。
 本格ミステリの傑作でした。
 題名とトリックが密接に結びついた秀逸な例だと思います。
 江戸川乱歩と横溝正史作品の題名には
 ミステリのロマンがあふれてますよね。
 「心理試験」「屋根裏の散歩者」「人間椅子」「パノラマ島奇談」
 「恐怖王」「悪魔の紋章」「暗黒星」・・・
 「八つ墓村」「獄門島」「悪魔が来りて笛を吹く」「迷路の花嫁」
 「不死蝶」「女王蜂」「仮面劇場」「病院坂の首縊りの家」・・・
 森博嗣の作品のタイトルも洒落たものが多いですよね。
 「封印再度 Who inside?」なんて、
 よく思いついたなあって感心しました。
 SFにも素晴らしいタイトルがたくさんありますが、
 きりが無いので一つだけ。
 「ミニスカ宇宙海賊」(←おいおい)。
 内容も全くその通りで、ミニスカ姿の女子高生が宇宙海賊になる話。
 でもアニメになるときに「モーレツ宇宙海賊」になってしまって・・・
 でも「ミニスカ」も「モーレツ」も今風の言葉ではないですよね。
 どちらも昭和の響きがあって私は好きです。


18. 読んだことはないけれど、気になっている本の題名はありますか?
 ある場合は、タイトルをお願いします。

 「プロジェクトぴあの」(山本弘)ですかねえ。
 これ、単行本なのですが買おうか買うまいか悩んでます。
 ライトノベルにも気になるシリーズが多いのですが、
 たぶん読み始めると止まらなくなる(笑)ので封印してます。
 その中でも、冲方丁の「シュピーゲル」シリーズは、
 完結したらまとめて読もうと思ってるんですが、
 作者がいろいろ忙しいらしく
 (映画作ったりアニメの脚本書いたりしてますから)、
 なかなか終わりそうもありません・・・


19. (18の回答について)それは、どんな内容の本だと思いますか?

 まず分かっている内容から。
 同じ作者の「地球移動作戦」の前日譚。
 地球近傍を通過する天体によって生じる大災害を回避すべく、
 地球の方を動かしてしまおうという
 山本弘版「妖星ゴラス」ともいうべき作品です。
 で、本書のほうは、地球を動かす原動力となる
 ピアノ・ドライブの発明者、天才科学者にしてアイドル(!)である
 結城ぴあのという少女の物語、というところまでは知ってます。
 さぞかしぶっ飛んだヒロインが大活躍するのでしょう。
 あの山本弘のことですから
 萌えて燃えて笑えて泣ける話になっているといいなぁ・・・


20. いままでに読んだ中で、最も長い作品のタイトルを教えてください。

 えーと、日本作品ならたぶん
  「独白するユニバーサル横メルカトル」(平山夢明)だと思います。
 海外なら
 「なぜエヴァンズに頼まなかったのか?」(クリスティ)じゃないかと。
 複合題でもいいのなら、最近読んだ
 「イーハトーブ探偵 ながれたりげにながれたり 賢治の推理手帳Ⅰ」
 が一番長いかなぁ。

「50の質問」のほうが、答えを考えるのに
時間がかかるものが多いように思います。
でまた、一言で答えるのも難しい質問も。
必然的に答えが長くなりがちです。
質問12の答えに、またまた父が出てきました。
ほんと親父には足を向けて寝られません。


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