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『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第一章嚆矢篇 感想・・・のようなもの(その3) [アニメーション]

※ネタバレ全開です。未見の方はご注意願います。
※ストーリーに沿って、感じたこと思ったことをダラダラ書いた
 長いだけでまとなりのない駄文です。品質保証はいたしかねます(笑)

第1話「西暦2202年・甦れ宇宙戦艦ヤマト」Part.III

■プランA発動
プランAの「A」はやっぱりアンドロメダの頭文字なんだろなあ。
今回、アンドロメダ級はみな「A」で始まる名前だしね。

今回の作戦の総指揮を執っているのは芹沢のようだが、
プランA発動に際しては藤堂の判断を仰いでいる。

 ちなみにこのときの芹沢の作画がえらく気合いが入っていて
 画面いっぱいに暑苦しいおっさんの顔がアップになって凄いです。

「2199」での藤堂は文官設定だったと思うので、
いちおう(形式的かも知れないが)シビリアンコントロールなのかな。

 ちなみに指揮を執っている最上位二人がなぜか日本人なのは
 ヤマト世界では突っ込んではいけないのでしょうね(笑)

アンドロメダと言えば拡散波動砲。
「2202」ではなんと第1話からお披露目。
これも、旧作ではたいして活躍したイメージがない。
だいたい拡散してしまったら威力が減るんじゃないか、とか言われたし。

今回は、拡散後の標的ロックオン機能まで搭載し、
まさに殲滅兵器として凶悪さ満点です。

大戦艦がロックオンされなかったのは、画面上でみる限り、
射線近くにガミラス艦がいたからのように思えます。
新登場なので敵艦データに載ってなかった可能性もありますが。

「余剰次元の爆縮を確認!」
満を持して発射された拡散波動砲の威力は凄まじい。
衛星を粉砕し、敵艦隊を一気になぎ払って、
戦況は瞬く間に逆転してしまう。

■スターシャとの約束
拡散波動砲でガトランティス艦隊が一蹴されてしまったとき、
古代の脳裏に甦るスターシャの声。そして沖田が交わした約束。
さらに真田の「現実を見ろ」という言葉。

雪「これがこの3年間の答えなのでしょうか」

イスカンダルへの旅は「地球を救う」、
ただそれだけの目的のはずだったが、巨大な副産物ももたらした。

ワープ航法によって星を渡る術を手に入れ、
波動砲という超絶の武器を得て、
図らずもガミラスとの講和に成功し、さらには同盟関係を結ぶに至る。
そして新たなガトランティスという脅威の存在を知らされる。

ヤマトの宇宙は、無限に広がってはいるけれど、
そこにはさまざまな知的生物(それも地球人タイプ)が群雄割拠し、
それぞれが覇権をもとめて相争っている戦乱の宇宙だった。

地球は否応なくそういう "戦火" の中へ
飛び込んで行くことになってしまった。
疲弊した地球が、新たな脅威に対するために
ガミラスと同盟を組まざるを得なかったのはわかる気がするが・・・

■アンドロメダ艦長は山南
土方ではないということは、
芹沢に睨まれてどこかに左遷されてるんでしょうか。
2202年時点での土方の処遇が気になります。

 章が進んで、もし土方がヤマトの艦長になったら
 雪のこともあって、さぞかし古代はやりにくいでしょうな(笑)

■デファイアンス&サラトガ離脱
いかに長距離とはいえ、
ワープ1回で地球圏に帰りつける距離というのは、
広い宇宙で考えたら地球にとってほんの庭先みたいなものだろう。

そんなところにまでガトランティス艦隊が来てるのかって思ったけど
考えたら「ヤマト2」でも、初回から太陽系外縁部に
ガトランティスの艦載機が出没してたよねえ。

ガミラスの基地を救う作戦に地球軍も駆り出されるのはなぜなんだろう、
って思ったけど、そんなに近いところが戦場なら
地球軍も出て行かざるを得ないか。
軍上層部には、それに加えて拡散波動砲の実戦投入と
そのデータ採集という目的があったのだろうが。

地球圏へ直接ワープしてしまったら、
敵に母星(地球)の位置を知られるんじゃないかって思ったが
(「トップをねらえ!」を思い出した人もいるだろう)
ガトランティスとガミラスは恒常的に軍事衝突していて
かなりのガミラス人捕虜がとられているのだろうから、
遅かれ早かれ地球の位置は知られたと思うけどね。

■復活の大戦艦
拡散波動砲の直撃こそ免れたものの、表面が黒焦げ状態で
てっきり死んだものと思われていた大戦艦が、突如目覚めて加速開始。
アンドロメダの横をすり抜けてデファイアンス&サラトガを追跡。
ここから始まる「ガトランティス(都市帝国)」のBGMで
一気にストーリーもヒートアップ!

■アンドロメダの練度
すれ違いざまにアンドロメダが主砲を撃つけど
一射めはみごとに外してしまう。これはやっぱり乗組員の練度なのか、
それとも(出典は忘れたが)ヤマトより大きい船体に
クルーが200人しかいないというマンパワーの不足が原因なのか。

二射めは命中するものの、効果があったようには見えない。
そしてそのまま大戦艦はワープイン。
このときの描写が地球、ガミラス、ガトランティスのどれとも異なるので
やはり異なる技術体系の産物?

■大戦艦、太陽系に侵入
サラトガとデファイアンスの後を追って月軌道外縁にワープアウト。
2隻の巡洋艦を鎧袖一触、弾き飛ばして地球へ一直線。
そして落下地点は雪たちのいる司令部と判明。

シナリオ集では、生き残った大戦艦の兵士や
彼らが司令部の位置を突き止められた理由とかも描かれているんだけど
そういうものを吹っ飛ばしても気にならない(気にしているヒマがない)
スピード感でぐいぐい観客を引っ張っていく。

■雪の機転
落下地点が判明した瞬間から腰抜けになってしまう
ヘタレな芹沢を横目に、敢然と避難誘導プログラムを開始する雪。
さすが修羅場を乗り越えた旧ヤマトクルー、肝が据わってます。

この後、真田と古代との通信を中継するなど
ストーリー上でも重要なポジションを占めます。ホント才女ですねぇ。

 こういうしっかりした(しっかりしすぎた)人を嫁さんにすると
 きっとたいへんだぞ~、古代(笑)。

次回に続く。


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