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『宇宙戦艦ヤマト2199』コンサート2015 鑑賞記・後編 [アニメーション]

後編では、演奏された曲名と、感想みたいなものを綴っていきます。
ちなみに曲名はコンサートのパンフレットからの引用です。


第1部 「追憶の航海」編

1
「銀河航路BG」
 冥王星会戦や17話の真田さんの回想シーンなんかで流れて
 もう私の中では "古代守のテーマ" となっている。
 特に17話では、この曲の冒頭が流れてきただけで
 涙腺が崩壊したことを思い出したよ。
 なぜこの曲が冒頭に来たのかは、コンサートの最後で
 彬良さんが話してたけどパンフレットにも詳しく書かれてた。

2
「無限に広がる大宇宙」「夕日に眠るヤマト」
「地球を飛び立つヤマト」「大河ヤマトのテーマ」
 考えたら、みんな40年前に聴いた曲。それを40年後の今でも
 オーケストラで聞けるなんて・・・なんて凄いことなんだろう。
 曲の魅力、演奏家の技術、そしてファンの支持。
 どれ一つ欠けてもここまで残らなかったんだろうなあ。
 「無限に-」「夕日-」と続けて聞いていたら
 目がウルウルしてきてしまった。
 yuccaさんのスキャットも最高でした。

3
「ファースト・コンタクト」「艦隊集結」
「ガミラス次元潜航艦」「永遠に讃えよ我が光」
 2199で新たに作られた "ガミラスのテーマ" も
 40年前の曲と混じっても全く違和感なく聞ける。
 これもまた彬良さんの凄いところ。

4
「ブラックタイガー」「コスモタイガー(Wan・Dah・Bah)」
「ヤマト前進」「ヤマト渦中へ」
 ワンダバ合唱団も、前回よりも人数が大幅に増えてパワーアップ。
 この曲を指揮している時の彬良さんの腰の振り方がおかしくて、
 笑いながら聞いてました。
 「渦中へ」も、ナマのオーケストラの聞くと迫力が違う。

5
「孤高のデスラー」「第二バレラス」
「崩れゆく総統府 ~ 希望」「大志」「虚空の邂逅」
 「孤高-」のヴァイオリンソロは、コンサートマスターのようです。
 パンフレットによると篠崎正嗣さん。とても美しい音色でした。
 「虚空-」では最後に「美しい大海を渡る」のテーマが流れ、
 スクリーンでは古代と雪の眼前にイスカンダルが現れて、第1部は幕。


第1部が終了したのが6時40分。第1部は約40分だったことになる。
ここで20分間の休憩。
またまた、コスプレの雪とタマちゃんが登場。
いろいろ連絡をしてくれるんだけど、やっぱりちょっと噛んでる?
それでもやっぱりお客さんは温かい拍手。

そして7時からコンサート再開です。


幕間
6
「美しい大海を渡る」


第2部 「星巡る方舟」編

7
「宇宙戦艦ヤマト2199」「蛮族襲来」「ガトランティス襲撃」
「薄鈍色の宇宙」「シャンブロウ」
 「2199」のバイオリンは「孤高-」と同じ人。
 当然ながら葉加瀬太郎とは違うんだけど、また違った演奏で
 これはこれで素晴らしいと思う。
 「蛮族-」は映画の冒頭での火焔直撃砲が目に浮かぶ。
 もう、ツカミはバッチリの名曲だなあ。
 「シャンブロウ」の男声コーラスも迫力満点。
 "楽器" としての人の声の力がずんずん響いてくる。

8
「航海日誌」「ジレルの囁き」「ガトランティス」
「絵本」「レーレライ」「目覚めの時」
 「ジレル-」のVocalは橋本一子さん。
 歌のような呟きのような不思議な声で幻想感たっぷり。
 この人、「ラーゼフォン」では主人公の母親役で出演してたよね。
 「ガトランティス」は「都市帝国」の別アレンジだけど
 ものすごくエネルギッシュになってて、いかにも蛮族。
 今更だけど、シャンブロウ系のBGMに
 テレサ関係のテーマが使われてるのは何故なんだろう・・・

9
「大決戦 -ヤマト・ガミラス・ガトランティス-」
「方舟は星の海へと還る」「わかれ ~ わかれ-出航-」
「Great Harmony ~ for yamato2199」
 「大決戦」は「帝都防衛戦」「ガミラス国歌」「白色彗星」のメドレー。
 映画を観ている時は画面に集中してたので
 よく分からなかったんだけど、今日はしっかり分かった。
 「方舟は-」は「新銀河誕生」の別アレンジ。
 合唱団も登場し、最後にふさわしく盛り上がげていく。
 やはり名曲だねえ。「ヤマトよ永遠に」で初登場だったけど
 「方舟」の希望に満ちたエンディングにもぴったりだ。
 「Great Harmony」はyuccaさんと橋本一子さん、
 そして合唱団で歌い上げてコンサートの終幕を飾る。

このとき、時計を見たら7時48分くらいだったかなぁ。
幕間と第2部とで、約50分弱というところか。


拍手が鳴り止まない中、一旦退場した彬良さんが再び登場し、
コンサートで初めて口を開く。
ヤマトの音楽を作っている人たちを、直に見て欲しかったこと。
そして、彼らの素晴らしい技術を直に体験して欲しかったこと。
メトロノームを使わずに、全員で一斉に演奏する音楽を
体験して欲しかったこと。
他にも何か話してたんだけど、よく覚えてないので省略(おいおい)。


「そしてこれからは、生オーケストラによる大カラオケ大会です。
 アンコールとして3曲演奏しますが、歌うのは皆さんです。
 1曲目はこれですね」
と言って赤いタオルを振る。観客は大喜び。
「物販コーナーで売ってた汗ふきタオルなんですけど(観客爆笑)。
 2曲目は『銀河航路』です。
 そして3曲目はもちろん・・・
 立って歌ったほうがいいと思われる方は、どうぞ立って下さい。
 2曲目と3曲目がそうかな、って思いますが」

「真赤なスカーフ」のイントロが始まる。観客の何人かが起立する。
私も迷ったんだけど、結局は座ったままで歌った。
かみさんも座ったままだった。後でかみさんに聞いたら
「私も立とうと思ったんだけど、立っちゃうと
 後ろの人の視界の邪魔になっちゃうんで、やめたの」
そうだよねえ・・・なんだかいろいろ気を回しちゃうんだよねえ。
でも、もし私が20代だったら、
矢も盾もたまらず立ち上がってたかもなあ。

「真赤なスカーフ」が終わると、
おもむろに全員が立ち上がり、総員起立状態。
これなら心おきなく立ち上がれる。

「銀河航路」と「宇宙戦艦ヤマト」、
この2曲も精一杯に歌ったんだけど、
私の横にいた30代くらいのお兄さんの声の大きいこと大きいこと。
私も負けじと声を張り上げたんだけど、
とても叶いませんでしたねえ・・・
昔はもっと大きな声が出たはずなんだけどなあ。

 う~む、いつまでも若いと思っていてはダメなんだね。

オーケストラ、yuccaさんと橋本一子さん、東京混声合唱団、
そして観客全員が一体になっての大合唱で、
今回のヤマト・コンサートはお開きとなりました。

コスプレのお嬢さん二人も再登場してお見送り。

時計を見たら8時10分くらいか。
休憩時間を除くと、正味で1時間50分くらい。
なかなか濃厚な時間を過ごすことができましたね。
前回の吹奏楽も良かったけど、
やっぱり弦楽器が入ると華やかになるね。
また、こんなコンサートが開かれるといいなあ・・・


舞浜駅まで戻る途中、イクスピアリのチョコレート売り場で
留守番をしてる家人のためにお土産を買って帰りました。

家に着いてからパンフレットをじっくり読んでいたら、
宮川彬良さんと音響監督の吉田知弘氏との対談が載っていて
彬良さんはこんな発言をしてる。

「音楽会をやってしまったら、次はもう交響組曲しかないよねえ」
「ぜひ僕らの世代の
 『交響組曲 宇宙戦艦ヤマト2199』を作りたいですね」

おお、次は交響組曲ですかあ。
まだまだお楽しみは続く、ということですね。


本日の戦利品、その1。入場時にもらったチラシ6枚。

ycon3.jpg
その2。コンサート限定パンフレット。
キーホルダーは、かみさんが持っていってしまったので
撮影できず(T_T)。
ycon1.jpg

その3。「星巡る方舟」挿入歌「わかれ」LPジャケット再現CD。
2枚手に入ったので表面と裏面。

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