密室殺人ゲーム・マニアックス [読書・ミステリ]
前作「密室殺人ゲーム2.0」に続く第3作。
5人のミステリマニアがネットを介したAVチャットをしながら
各自が出題するミステリ問題を解き合う、という形式は同じ。
各自が出題するミステリ問題を解き合う、という形式は同じ。
その5人のハンドルネームも、外見も同じ。
〈頭狂(とうきょう)人〉:ダーズベーダーのかぶり物、
〈伴道善(ばん・どうぜん)教授〉:カツラとめがねで変装した姿、
〈aXe〉(アクス):”ジェイソン” のようなホッケーマスク、
〈ザンギャ君〉:水槽の中にいるカミツキガメ、
〈044APD〉:顔の代わりにプジョー・コンパーチブルの写真が画面に
〈頭狂(とうきょう)人〉:ダーズベーダーのかぶり物、
〈伴道善(ばん・どうぜん)教授〉:カツラとめがねで変装した姿、
〈aXe〉(アクス):”ジェイソン” のようなホッケーマスク、
〈ザンギャ君〉:水槽の中にいるカミツキガメ、
〈044APD〉:顔の代わりにプジョー・コンパーチブルの写真が画面に
ただし、その ”中の人” が同じというわけでもない。
前作までの ”事件” を操作した警察の資料がネット上に流出した結果、
模倣犯グループが多数現れたという設定なので
本書の5人組もまたその1つだろうと思われる。
前作までの ”事件” を操作した警察の資料がネット上に流出した結果、
模倣犯グループが多数現れたという設定なので
本書の5人組もまたその1つだろうと思われる。
でもまあ、人相はもちろん、性別・年齢すら不明な5人の集団があって
各自が密室殺人を実行(つまり ”出題” )して
他のメンバーがゲーム感覚でそれを解くという基本ラインは同じ。
まさに「密室殺人ゲーム」再開、というわけだ。
各自が密室殺人を実行(つまり ”出題” )して
他のメンバーがゲーム感覚でそれを解くという基本ラインは同じ。
まさに「密室殺人ゲーム」再開、というわけだ。
さらに3作目となると、今までとは違う趣向も盛り込まれていて
ラストでは驚きの ”大技” が炸裂する。
ラストでは驚きの ”大技” が炸裂する。
ストーリーとかキャラの掘り下げとかは二の次で、謎解きパズルとして
”暴走” している作品なので、好みは分かれるとも思う。
ミステリとしてはとてもよくできているのかも知れないが
私はやっぱり物語性が豊かな作品の方が好きかなあ。
私はやっぱり物語性が豊かな作品の方が好きかなあ。