『ヤマトよ永遠に REBEL3199』制作決定 [アニメーション]
一昨日(19日)、公式サイトにて発表されました。
続編制作は当然あるだろうなって思ってました。
旧作からのファンの方なら先刻ご承知でしょうが、1979年のTVスペシャル『新たなる旅立ち』と1980年の映画『ヤマトよ永遠に』は、2作でワンセットというか ”暗黒星団帝国篇” を構成していましたからねぇ。
おそらく2/4公開の『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章』でもデザリアムとの決着はつかずに終わり、この『REBEL3199』につながるんでしょう。
でも、発表は後章公開と同時くらいかと思ってましたら、ちょっと驚き。
以下は、この作品ロゴを見ながらの私とかみさんの会話。
「ヤマトの続編ができるよ」
「すごーい! でもこの3199って何?」
「たぶん西暦3199年のこと」
「ずいぶん時代が飛ぶのねぇ・・・
でもそれじゃ、みんな死んじゃってるじゃない」
かみさんは旧作は『さらば』までしか観てない。
「いや、これはねぇ・・・『新たなる旅立ち』で戦ってる相手って、旧作では ”我々は未来の地球人だ” って言い出すんだよ。
だからたぶん、今回のデザリアムも、”我々は未来人だ” って自己申告(笑)するんじゃないかな」
「へぇ~それで3199年? そんな未来で戦うの?」
「いや、そうじゃなくって。たぶん、デザリアムの方々は3199年・・・かどうかはわからないけど、とにかく未来から2205年にやってきてるんだよ。
だから古代やデスラーと戦ってるわけ」
「スゴい設定だわねぇ」
「でも旧作では、未来人だったってのはウソだったってことになるんだけどね。正体は普通の(笑)異星人だった」
「あら」
「今回のデザリアムが旧作通りに ”なんちゃって未来人” になるのか、自己申告通りになるのかは判らないけどね。私としてはガッツリ未来人として描いて欲しいんだけどなぁ・・・」
「ふぅ~ん。でも、ヤマトってやっぱりスゴいわぁ・・・」
「たしかに、つぎ込んでるアイデア自体はたいしたものだと思うよ。ただ、演出とか展開がイマイチでねぇ・・・」
旧作の『ヤマトよ永遠に』は、ご都合主義と後付け設定のオンパレードで、それをノリと勢いで強引に押し切った作品でしたからねぇ。
さて、リメイク版のタイトルで気になるのは『REBEL』の部分。
”REBEL” とは ”反逆者” とか ”反抗する者” という意味らしい。これは誰を指すのか?
順当に考えたらヤマト(またはヤマト艦隊)とそのクルーかなぁ。デザリアムが言うところの ”歴史に残らぬ弱者たち” の反撃、ってところかと。
あと旧作では、地球が占領された後に防衛軍の残党(?)がパルチザン化してましたから、今回もそんな展開になって・・・とか。
それとも、デザリアムの世界にも反体制派でがんばってる人たちがいるのかも知れないし。さて、この正体は何でしょうね・・・?
そしてメインヒロインは・・・やっぱりサーシャでしょうかねぇ・・・こちらもどんな運命を辿るのでしょうか・・・旧作をなぞったら哀しすぎるよねぇ・・・
なぁんてあれこれ考えましたけど、まるっきり予想外の展開になるのかも知れません。デザリアムにボラー、ディンギルとかが出てきて、銀河規模の壮大でカオスなバトルロイヤル(笑)に突入するのかも知れないし。
毎回書いてますが、ヤマトの新作についてあーだこーだと妄想を巡らすことができるなんて、いい時代になったものです。
過度の期待はせず、かといって悲観もせず、淡々と次の情報開示を待ちましょう。