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「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」Blu-ray視聴終了 [アニメーション]

宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟 (初回限定版) [Blu-ray]

宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟 (初回限定版) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: Blu-ray



待っていたBlu-ray版の「方舟」。
発売日の1日前の26日に届いていたものの
なかなかまとまった時間が取れなかった。
ようやく週末がやってきて、やっとこさ観ることができた。

1月始めあたりに映画館で観たのが最後だから、およそ5ヶ月ぶり。

内容についてはこのブログでもいろいろ書いたので省略。
一番の注目はやっぱり修正が入って完成度が上がったところだろう。

まあ私は注意力散漫な方なので、どこがどう変わったかとか
あまり具体的に言えないんだけど、
初見の時に感じた「違和感」や、「あれ?」って思った作画の乱れ等が
ほとんど解消されていたことはわかった。

 4月にBlu-ray版の上映会があって、それに参加した人のブログに
 いろいろ変更点やら修正点が挙がってたし、
 これから細かく上映版との違いを検証する人も出てくるだろうね。


特典ディスクの方は、内容が盛りだくさんで
とても短時間では全部は見切れない。
とりあえずざっと観たところについて書くことにしよう。

まずは、宮川彬良さんが登場するヤマトーク。
いやあ熱が籠もってますねえ彬良さん。
最後に、まだ先がありそうなことを言ってるんだけど
これは2月末のコンサートのことを念頭に置いていたのかも、と推察。

 話は逸れるが「交響組曲ヤマト2199」、実現するといいなあ。


麻宮騎亜と加藤直之の「ギャラリー編」もよかった。
私が麻宮さんを知ったのは「サイレントメビウス」だった。
漫画家になる前はアニメーターだった、てのは
どこかで聞いた気がするんだけど、
「ヤマト完結編」がデビュー作だったとはねぇ。
「仮面ライダーフォーゼ」を通じて出渕監督と会ったのが
2199に参加するきっかけ、って話も面白かった。
加藤さんがイラストを書いた小説はたくさん読んだなあ。
「宇宙の戦士」とか「銀河辺境シリーズ」とかね。
もっと寡黙な人なのかと思ってたんだけど、
出てくるとけっこうおしゃべりの陽気なオジサンだった。

映画BGMの録音風景も収録されてる。
見るからにヤマトファンと同世代の年配の方々、
そしてどう見ても40年前にはこの世に影も形もなかったであろう
若いお兄さんお姉さんのミュージシャン。
一つの音楽が世代を超えて弾き継がれ、奏で継がれていく。
これもなかなか感動を覚える。


ピクチャードラマも面白かった。
真田さんメインの話と南部メインの話は4コマ漫画みたいな感じだけど
「会戦」は傑作だったねぇ。
未見の人のために内容は書かないけど、
古代達がシャンブロウで過ごしていた間に、
実はこんなことがあったかも知れない、って考えると楽しい。


さて、2012年4月から始まった「ヤマト2199」との旅も、
これで本当にひと区切りとなるのだろう。
3年あまりの間、楽しませてくれたスタッフの方々に改めて感謝したい。

「『ヤマト2199』には続編は必要ない」って
ずっとこのブログで書いてきた身ではあるけど、
いざすべてが終わってしまうと淋しいのは否めないところだ。


聞くところによると、Blu-ray発売前夜のヤマトークで
出渕監督から「新展開」の可能性が「あるかも」と語られたらしい。

そもそも「新展開」なるものが本当にあるのか?
もし、あったとしてそれがどんなものになるのか?

 あったとしても、それがどんなものか判明するのは
 早くても半年か1年くらい先だろうねぇ・・・

願わくば、かつてのオリジナル・シリーズの愚を繰り返さず、
ファンの期待を裏切らないものにして欲しいと切に願うところだ。


近いうちに、また第1話からじっくり見直そうかな~って
思い始めている今日この頃。