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ルーヴル美術館展 [日々の生活と雑感]

今日はたまたま、かみさんと同じ日に休みが取れたので
ルーヴル美術館展に行ってきた。
かみさんが好きなんだよねぇ。絵画を見るの。

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平日なのでそんなに混んでないだろう・・・
なんて思ってたんだが甘かったヨ!

入場制限こそしてなかったけど中に入ると黒山の人だかり。
絵を見に来たんだか人を見に来たんだか分からん状態。
とにかく絵の前まで行くのにひと苦労。

最初の30分で観られた絵は10枚ちょっとくらい。
入場時にGETした資料を見ると全部で80枚くらいあると言うことなので
「おいおい、このペースだと3時間を超えるぞお~」
まあ実際にはその半分くらいの時間で回れたけど、なんだかグッタリ。

 かなり昔、科学博物館でやってた「人体展」を思い出した。
 あれはひどかったなぁ。
 展示物の前に来てじっくり見ようとすると
 「立ち止まらないで下さーい!」ってアナウンスがびんびん。
 展示物を「見てもらう」という姿勢が全く感じられなかった。
 「見せてやってる」感が満載のトンデモナイ展覧会だった。
 「○○万人が入場!」なんてのは自慢にならない。
 入場した人のうち、どれだけの人が満足したのか。
 入場制限してでもきちんと見せるべきだよなあ。
 その分、期間を延ばすか時間を延長するか閉館日を減らすか。
 サービス業なんだからそのへん考えないと。

さて、今回の目玉はフェルメールの「天文学者」という作品。
ちなみに公式サイトに上がってる写真はこれ。

louvre2015-2.jpg
でも、実際にこの目で見ると、あれ?
なんだか色が薄め? くすんでる?

「描かれてから時間が経って絵の具が変質したんじゃない?」
とはかみさんの説。

順路の終わり、出口にはショップがあって、
展示されてる絵の複製画も売ってたんだけど
どうみても「天文学者」は複製画の方が色が鮮やかだなあ・・・


疲れたので美術館内のカフェでひと休み。
お茶と軽食をとってから後半戦の「マグリット展」へ。

こちらの人出は多すぎず少なすぎず。
適度に混んでて適度に空いてて、いい案配。
美術館の人口密度はこれくらいがいいなあ。
マグリットってあんまりよく知らなかったんだけど
見て回ると「あ、これ知ってる」ってのがけっこうあった。
こちらは1時間弱くらいで見終わった。


見終わって美術館を出て、乃木坂駅から東京メトロ千代田線に乗った。
そして4駅めの日比谷を発車した直後、突然の停車。
「ただいま地震がありました」というアナウンスが入ると同時に
乗客の間から一斉に聞こえてきた緊急地震速報のブザー(?)音。
あまりにも綺麗に揃って鳴りだしたので思わず笑ってしまったが
よく考えたら笑ってる場合じゃなかったね。
安全確認のためにしばらく停車してたけど、
そのうち無事に動き出した。
ダイヤはけっこう乱れていたけど家には無事に到着。


本日の戦果。
マグリット展のショップで売ってたベルギーのビールを2種。
「BOON KRIEK」と「CANTILLON KRIEK」。
どちらもサクランボの果汁が原料に入ってるんで、
日本では「ビール」に該当せず「発泡酒」扱いになるって
ラベルに書いてあった。
味についてはまだ飲んでないので、そのうち感想をアップしましょう。
ウワサでは「すごく酸っぱい」らしいんだが・・・

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なんでビールかっていうとベルギーという国は
ビールが主要輸出品に入ってるらしいので
展覧会にかこつけてビールの売り込みをしているものと推察する。
マグリットはもちろんベルギーの画家さんである。

美術館に行ってビールを買ってくるなんて、
一体何を見に行ったんだか・・・
「1本ならともかく2本も買うなんて信じられない」
とはかみさんの弁。
でも、普通のビールならともかく、サクランボ入りなんて
滅多に飲めそうにないじゃん・・・・


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