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「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第四章」感想・・・のようなもの その3 [アニメーション]


※ネタバレ全開です。未見の方はご注意ください。

▼第12話「驚異の白色彗星帝国・ヤマト強行突破!」(前編)

■黒サーベラー誕生?

全裸で横たわるサーベラー。次第に黒髪に染まっていく。

「我らガトランティスとは異なる唯一無二の存在」

ガトランティス人とは肌の色も異なるし、違う人種のようですね。

「この彗星都市帝国を操るたった一人の巫女」

パイプオルガンを弾くもう一人のサーベラー。
彼女が弾いているのを初めて見たときは「なんで?」って思ったが
どうやらあれは彗星都市帝国の制御装置のよう。
そして、それはサーベラーのみが操れる、と。

■逢い引き(笑)

前回と同じ工場音のするところで逢うキーマンと透子。
キーマンは透子のことをスパイと気づいているのだろう。
それでいて協力を呼びかける真意は何か。

それを立ち聞きする山本。
これはキーマンを追ってきたのか、透子を追ってきたのか。

■エレベーター

「首尾は」「仕掛かり中だ」

この "仕掛け" のターゲットは透子だった。
彼女に狙いを絞ったのはある意味当然ではあるかな。
まず第一に疑われるのは第11番惑星以後にヤマトに乗り込んだ者で
空間騎兵隊を除けば、残りは彼女しかいない。
キーマンが古代に御注進したわけではないだろうし。

■航空隊、会議中

題字を書いたのは加藤かな。まもなく白色彗星と接触する模様。
スパイが航空隊の内部にいる可能性があるという。
でもそこまで疑ってしまったら、
一度でも艦外に出た者はみな容疑者になってしまうよねえ。

■第一艦橋

パネルに投影される白色彗星、その拡大図。

■彗星内部

幕僚の間ではデスラーのことが話題に。
ここで映る絵にはデスラー、タラン弟、
そしてもう一人向こうを向いた士官が。これがタラン兄?

ノイ・デウスーラにはデスラー砲を積んでるんだから、
少なくともノイ・デウスーラの完成までは
タラン兄は生きてたんじゃないかな。今は分からんが。
デスラー砲を量産してガトランティスの艦船に搭載しようなんて
"デスラー砲艦隊構想" なんてものができてたら大変だが。

「転移に必要なエネルギーは吸い上げた」

■エネルギーの行方

テレザート星のエネルギーを手に入れることによって
可能になることって何なのだろう。考えられるのは

(1)進撃速度の向上
白色彗星自体、今までワープして移動してきたのだろうが
なにせ図体が大きいし、周辺にいる無数の艦隊も
一緒に転移させることを考えると
一度に飛べる距離が少ないか、飛べる頻度が少ないか、なのかも。
無尽蔵のエネルギーが手に入れば、距離も回数も増えて移動速度が増し、
結果的に全ヒューマノイドを滅ぼすという
大目標の完遂が大幅に前倒しされるからね。

(2)兵器生産能力の向上
たぶん、彗星内部には艦船や武器の製造工場なんかもあるのだろう。
生産能力がアップすれば、さらに強大な武力を手にすることができる。
あとこれは13話で明らかになるが、テレザードの
反物質(?)エネルギーを充填した "破滅ミサイル" が登場することから、
ストレートに武器へ転用することもできそうだ。

(3)あらたな "遺産" の入手
古代アケーリアス人の残した超兵器群を目覚めさせるのに必要とか。
例えば、彗星内部にある "超巨大戦艦" の起動に必要、とかね。

■透子vs山本

スクリーンに映るヤマトに対して
「そろそろ見飽きたな」
そしてサーベラーを見やる。

そのとき、透子は何かを感じる。そこへ山本登場。
透子をスパイと名指しして銃を向ける。

これは山本の独断専行なのだろうが、結果的に当たりを引く。
透子はシラを切ることなく、自ら正体を暴露する。
艦内の様子をモニターしていれば遅かれ速かれ
自分が疑われるのは分かってただろうから、これは予定の行動なのか。
このあと、艦内を逃げ回るのだが、
彼女は何か目算があって逃げてたのだろうか。

■透子無双

ここからの透子の作画がとにかく綺麗でカッコいい。

「カマかけたりして。好きなの、彼のこと。その感情が人を」
「そこまでだ」銃を構えるキーマン。いつからここにいたのか。

「2199」では保安部員相手に格闘戦を仕掛けてた山本相手に
透子は尋常でない膂力と身のこなしを発揮して圧倒、そして逃げ去る。

「古代、奴が動いた」

走る透子。ここで一瞬挿入されるイメージは何?
ガトランティス人と思われる男の髪は濃紺? 女の髪は栗色?肌は白い。
若い頃のズォーダー? そして先代(先々代あたり?)のサーベラー?

隔壁に阻まれて立ち止まる透子。
催涙ガスが投げ入れられ、倉田・永倉・斉藤が突入。
しかし倉田は瞬殺、永倉と肉弾戦になるが互角以上に戦い、
空間騎兵相手に引けをとらない格闘能力を示して逃げ切ってしまう。

いやあ、こういうシーンはいいね。メカ戦ばかりでなく肉弾相撃つのも。
しかし永倉でさえ敵わないとはねえ。

■白色彗星ワープアウト

透子の逃亡に艦内が騒然とする中、白色彗星が消滅、
次の瞬間、ヤマトの眼前にワープアウト。
カメラが一気に引いていって彗星の巨大さを見せる。

「反転180度!」←旧作の台詞の再現?
古代が叫ぶが、ヤマトは超重力に捕まってガス体の中へ。
響き渡るのは「さらば」を彷彿とさせる大帝の高笑い。

■ガス体に翻弄されるヤマト

ここの作画は往年の金田伊功オマージュかなあ。
思わずガス体の中に女王プロメシューム様の顔を探してしまったよ(笑)。

■透子vsサーベラー

サ「ヤマト・・・あの人の心を惑わし、
  我らガトランティスに災いをもたらす船」
透「私は私を殺そうというのか」
透子に気づくサーベラー。
透「私はサーベラー」
サ「違う! サーベラーは私だ。裁定者としてこの彗星都市帝国に
  目覚めを促し、それを操る。大帝の命に従って。お前は誰?」
透「わたしは・・・」
透&サ「私はサーベラー。唯一無二の・・・」

「重力干渉波が弱まっている。今だ島!」

サーベラーが不調になると彗星帝国も機能不全に陥るのだね。
彼女が全機能を握っていると考えていいのか。
そして "裁定者" とは何?
文字通り考えれば、ガトランティスが出会った文明に対して、
それを滅ぼすべきか否かを判断している?

「二人のサーベラー殿の共鳴、うかつでした。
  二人以上の純粋体がこうも接近するのはかつてなかったこと」
 純粋体は我らとは違う。2つが同時に存在することは・・・」

どうやらサーベラーは一度に一人しか産み出されないのが本来のよう。
その原則を曲げてまで一人余計に作り出し、
ヤマトへ送り込んだのはなぜ? テレサに呼ばれたフネだから?

ズォーダーが目を閉じて何事か念ずると、
透子が何事か衝撃を受け膝から崩れ落ちる。

これは、ズォーダーが透子との "接続を切った" のだろう。
透子は何を感じたか。大帝から見捨てられたと感じたか。

そもそも透子はなぜ逃亡したのか。
ヤマトを脱出して白色彗星に帰還できると思っていたのか?
大帝が迎えに来ると思っていたのか?
この12話を見る限り、大帝は透子がスパイであることがバレた時点で
"使い捨て" にすることを決めていて
"回収" するつもりはなさそうだが・・・

「おまえは唯一の存在。人間を裁けるたった一人の人間」
「私に従っているのではない。私がおまえに従っているのだ。
 最後の人間、シファル・サーベラーよ」

"最後の人間" とはどういう意味なのか。
サーベラー以外のヒューマノイドはすべて人間もどきというわけなのか。
ひょっとして、サーベラー自身が
古代アケーリアス人最後の生き残りだったりして?
ズォーダーがサーベラーに従っているというのもその辺が理由?

サーベラーが正気を取り戻し、制御を回復したガス体は
ふたたびヤマトを襲いはじめる。

透子の前に現れるキーマン。銃を構えるが、通路が崩れ落ちる。

■彗星内部の大艦隊

最大出力を維持しても引き込まれていくヤマトの前に姿を現す
無数のガトランティス艦隊群。

ヤマトだけ引き込まれていって、他の艦船には影響がないらしい。
単なる重力ではなく、ヤマトをピンポイントで捉えてる
トラクタービームみたいなもの?

「なんとしたこと。サーベラー殿の共鳴によってみな沈黙してしまった」

大艦隊は全くヤマトに対して反応しない。
サーベラーによる制御は艦隊にまで働くのか。

「ここまでだな。相転移次元跳躍の準備に入れ」

しかしサーベラーは固まってしまっている。


(つづく)

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mojo

@ミックさん、こんばんは。
nice! ありがとうございます。

by mojo (2018-02-22 20:26) 

mojo

鉄腕原子さん、こんばんは。
nice! ありがとうございます。

by mojo (2018-02-22 20:26) 

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