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天地明察 [映画(レンタル)]

天地明察 [DVD]

天地明察 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • メディア: DVD



今日は冬至だった。
だからというわけではないが、映画「天地明察」を観た。
(原作は既読で、感想も4月頃にこのブログで書いてる。)

まえまえからかみさんが「観たい!」って叫んでた作品だ。
何ヶ月か前に「何か面白い本ない?」て聞かれて、
パソコンの横に積んであった本の、たまたま一番上にあったこれを渡した。
面白かったのは確かなので。

そしたらずいぶんお気に召したらしく、映画も観たいって言いだした。
三連休の初日の昨日、近所のツタヤに行く用事があったので、借りてきた。
(上の画像はDVD版だけど、借りたのはBlu-ray版)

さて、映画の感想だが、
岡田准一の安井算哲はイメージが違うなーって思ってたが、
けっこう頑張ってたと思うよ。
宮崎あおいはやっぱりいい女だなあ。えんのイメージにあってる。
笹野高史と岸部一徳も、そろっていい味出してるなあ。
意外なところでは武藤敬司も出てたんだねぇ。

関ジャニ∞の横山裕に本因坊道策を演じさせるのは、
ちょっと無理があったかなあ。頑張ってるとは思うんだけどね。
だけど本気で取り組む気があるなら頭剃ろうよ。

尾藤イサオときたろうと白井晃は、なんでキャスティングされたのか
ちょっと理解に苦しむなあ。ギャグ要員にしては半端だし。
ナレーションが真田広之というのもなあ・・・


前半は、ほぼ原作通りに、テンポ良くぽんぽんストーリーが進む。
後半も、基本のストーリーは同じなんだが、
謎の集団が、算哲の天文観測所に火矢を打ちかけて襲撃してくるあたりから
けっこう原作から離れた自由な演出になってくる。

算哲とえんの夫婦愛に焦点を当てたかったんだろうなあ、と推察するが
原作を読んでいる人には、このへんちょっと違和感を覚えるだろうなあ。
小説と映画というメディアの差はあるにしてもね。

文句ばかり書いてるみたいだけど、
文字だけだった世界を映像にして見せてくれるのはたいへん素晴らしいこと。
とくに天文観測のシーンは、前半の北極星観測シーンとか
後半の改暦のための天文観測所内部のシーンとか、
「こんなふうになってたのか~」って場面の連続で、素直に楽しめたよ。

エンドロールを観てたら、出演者の隅っこに「冲方丁」ってあったんで
エキストラかなんかでカメオ出演してたんでしょうかね。


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mojo

makimakiさん、こんばんは。
nice! ありがとうございます。
by mojo (2013-12-25 01:42) 

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