「スーパーマン リターンズ」 [映画(レンタル)]
評価:★★★
休日DVD劇場3本立ての2本目。
なつかしいなあ。ジョン・ウイリアムスのテーマ曲も、CGで描かれたオープニングのタイトル文字も。
第1作目を映画館へ見に行った時のことを思い出してしまったよ。
大学の授業をさぼって、大宮オリンピアという映画館へ行った。
平日の午前中で、250人くらい入るはずの館内には、私を含めて3人。
しかも、他の2人は、私の席より後ろに座っていたから、ほとんど貸し切り状態。
いやー、あんなすばらしい環境で映画を観たことは後にも先にも無かったよ。
おかげで、「混んでいる映画」と聞くと、行かないようになってしまった。
「立ち見の映画」なんて正気の沙汰ではない。
最近は、シネコンが普及して、席の数しか券を売らないから必ず座れるので
そういうこともなくなったけど。
閑話休題。(どうも話が脱線してしまう)
この映画はクリストファー・リーブ主演の第2作「スーパーマンII・冒険編」の続編、という
設定になっている。
いやあ、「冒険編」もよかった。オープニングのタイトルバックで、
あのテーマ曲をバックに第1作のハイライトシーンが流れるところなんか、
感激で涙が出たものだ。
いかん、また脱線だ。
「冒険編」の後、5年間宇宙を旅していたスーパーマンが帰ってくるところから始まる。
彼がいない間に、地球は様変わりしている。
一番大きな変化は、愛するロイス・レーンにはなぜか子どもがいて、婚約者までいるということ。
(ちなみに、マーゴット・キダーのロイスより、今作のロイスの方が私の好みである。)
スーパーマンは、いろいろな煩悩にさいなまれながらも、スーパー・ヒーローとしての活動に戻ってゆく。
そして宿敵レックス・ルーサーもまた、自分の欲のために世界に破滅をもたらす陰謀を巡らせる。
うーむ、映像は確かに進歩している。CGもすばらしくなってきて、本物と見まがうばかりである。
アクションシーンもはるかに迫力を増している・・・はずなのに、なぜか心がワクワクしない。
ストーリーも良くできているんだけどね。家族連れで見に行くにはいい映画かとも思う。
自分が年をとったからか? スーパーマンというものに対する思い入れが減ってきたのか?
なぜなのだろう?
さて、続編はどうなる? ラストでは、続きそうな気もするし、これで終わってもいい気もするし。
でも作られれば、また喜んで見ちゃうんだろうなー。
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