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「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第七章 新星編」を観てきました [アニメーション]


※本編のネタバレはありません。

3月1日(金)。公用で抜けられませんでした。要するに働いていました。

3月2日(土)。私用で抜けられませんでした。まあホントに私事で。
午前中から昼にかけて、なんと新宿の某デパートにいました。
新宿ピカデリーの目と鼻の先にいながら・・・orz
その用事が済んだら、次の目的地である埼玉県西部の某市へ向かうべく
池袋から東武東上線に乗って・・・orz
それでこの日は終わりました。

そして3月3日の日曜日、午前9時。
私とかみさんは新宿ピカデリーのロビーにいました。
ヤマト待ちと推定される多くの方々とともに。

思い起こせばおよそ7年前。
あの日、営業前のMOVIX柏の葉の前に並んだ日からすべてが始まった。

2012年4月に始まったリメイクヤマトとの旅が
今、終わろうとしている。まさに LONG MARCH でした。

手に入れたチケットは9:20の回と14:15の回。
しかし最初は14:15の回は観る予定はありませんでした。
2202がどんな結末を迎えるのか・・・不安だったからです。

それくらい、1978年の夏の「さらば」は私にとって
精神的衝撃が大きかったと言えましょう。

もし、私の受け入れられない結末だったらどうしよう・・・
それが本日2回目の購入をためらわせたのです。

しかしかみさんに押し切られてしまいました(笑)。
「チケット買ったんでしょ?」
「9:20からの回をね」
「え? 一回だけ?」
「え・・・もう一回観るの?」
「当然でしょ!」
というわけで急遽、14:15からの回も購入させられました(おいおい)。

そんなことを思い起こしていたら開場のアナウンスが。
7年前は見事におっさんばかりだった行列。
今日は女性はもちろん若者の姿も。
熟年カップルもいれば、中学生くらいのお子さんを連れたお父さんも。

そしていよいよ上映開始。
ネタバレは書きませんが、予想の斜め上どころではない超展開でした。

何度か、涙が流れました。
40年前には、ついぞ流れなかった涙が。
そしてそれは、悲しみの涙ではありませんでした。

 いや、「悲しい」シーンはたくさんあったんですけどね、
 そういう意味での「悲しみ」ではないのです。


上映が終わったとき、ささやかですが拍手が起こりました。
横を見たら、かみさんも拍手してました。
私のほうを向いて「もう一回分、買っておいてよかったでしょ?」

そうでしたね。いつもあなたは私の背中を押してくれました。
苦しい時も辛い時も、二人で乗り切ってきました。
あなたがいなければ、今日の私はなかったでしょう。

人目がなければ、この場でかみさんを抱きしめていたかも知れません
・・・というのは半分冗談ですが(笑)、
そんな気持ちにさせる第七章、最終章でした。


映画館を出て、近くの伊勢丹の地下のカフェで昼食。
14:15までの時間を埋めるのは、そのために用意してきた
「ヤマト新聞」と「OUT」(笑)。
新聞は3/1に近所のコンビニで、
OUTはネット通販で事前にGETしてましたが
ネタバレしないために一切目を通していませんでした。
これで心置きなく隅から隅まで読めますね。
それぞれ表紙と裏表紙を掲げます。

2202-7c.JPG2202-7d.JPG

2202-7e.JPG2202-7f.JPG
そして、再び新宿ピカデリーへ。
二度目の鑑賞でも、涙が流れました。
それも、1回目とは異なるところで・・・

まだ全貌を理解したとは言えません。
もう何回か映画館で観るかBDを観るかしないと・・・
イベント上映中にもう1回くらい行けるかなぁ。

本日の戦果。

2202-7a.JPG

2202-7b.JPG

「さらば」で始まった物語が、「2202」の結末に至るまで40年。
40年間、待ってよかった。
40年間、生きてきてよかった。
そう思った日でした。

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コメント 8

おか

mojo様
こんばんわ。ご覧になれたのですね。
私も都合2回観賞しました。
1日の初回と、18時からの舞台挨拶会です。
先行上映を観たはず、とお思いでしょうが、観られませんでした。
先行上映の日は、開場15分前まで新宿ピカデリーにいたのですが、
突然の電話で引き返すこととなり、観賞できずでした。

人様のブログに書くことではないのかもしれませんが、長らく患っていた母が亡くなった知らせでした。
そういった意味でも、一生忘れられない映画になってしまいました。
ご感想を拝読するのを愉しみにしております。
by おか (2019-03-04 20:27) 

mojo

おかさん、こんばんは。

>先行上映の日は、(中略)突然の電話で引き返すこととなり

私も2年前に父を亡くしました。
私たちはそういう年代になっているのですね。
”順番だ” とは言われますが、寂しく哀しいことです。

親だけではありません。
昨年の秋には、大学時代の同級生の訃報も聞きました。

今を生かされていることに感謝して
悔いの無い日々を送りたいものです。

お母様のご冥福をお祈りいたします。


by mojo (2019-03-04 21:40) 

mojo

鉄腕原子さん、こんばんは。
nice! ありがとうございます。

by mojo (2019-03-04 21:47) 

mojo

@ミックさん、こんばんは。
nice! ありがとうございます。

by mojo (2019-03-04 21:47) 

mojo

xml_xslさん、こんばんは。
nice! ありがとうございます。

by mojo (2019-03-04 21:47) 

はねゆき

mojoさん、こんばんは。
自分も3月1日の初日、1回目10:30からと
2回目12:40からを連チャンで観賞して
きました、mojoさん同様、泣きました。
二度ともです。
「さらば」とも「2」とも違う、結末を
みせてくれたスタッフに感謝します。
(いろいろと言いたいことも、確かに
あるのですが、これはおいおい・・・)
初回の上映後は仙台でも拍手が起きてい
ましたよ。
今回も思ったのですが。本当に素敵な奥様
ですよね、仲のよさが伝わってきます。
とりあえず毎週劇場へ行くこと目標に
今月は頑張ろうと思います。あと一回は
娘にも付き合ってもらおうと企んでます。
それでは、感想楽しみにお待ちして
おります。
奥様にもよろしくお伝えください。
(知らないオッサンによろしくと言われても
引かれてしまうだけでしょうが・・・[あせあせ(飛び散る汗)])
それではまたお邪魔します。
by はねゆき (2019-03-04 22:37) 

mojo


はねゆきさん、こんばんは。

>「さらば」とも「2」とも違う、結末をみせてくれた

ある意味、反則技のような最終回でしたけどね。
「さらば」を超えるにはそれくらいの大技が必要だったのでしょう。

>いろいろと言いたいことも、確かにあるのですが

私もいろいろなことが頭の中を駆け巡りましたが・・・
最終話の森雪さんを観ていたら、そんなもろもろは
どこかへ飛んでいってしまいました(笑)。

>今回も思ったのですが。本当に素敵な奥様ですよね

ありがとうございます。何も出ませんが(笑)。

>あと一回は娘にも付き合ってもらおうと企んでます。

それは羨ましいですね。
「2202」の最終話は、女性の方が受けがいいのではないかなあ
・・・って個人的には思ってるんですが。

ありがとうございました。
また、よろしくお願いします。

by mojo (2019-03-05 21:43) 

mojo

はじドラさん、こんばんは。
nice! ありがとうございます。

by mojo (2019-03-05 21:43) 

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