幻夢の聖域 [読書・ファンタジー]
峠の宿で働く若者ハープラギスの前に現れたのは
桃紅色の鳥とともに旅をする薬師見習いの少女、ミリナ。
桃紅色の鳥とともに旅をする薬師見習いの少女、ミリナ。
ミリナの一族は代々、悪夢を見たことをきっかけに
衰弱死や狂死を遂げており、
彼女の父はミリナが4歳の時に死んでいた。
衰弱死や狂死を遂げており、
彼女の父はミリナが4歳の時に死んでいた。
「自分の一族は死神に狙われている」と考えた彼女は、
死に神を追い払える強力な幻魔法師を探していた。
死に神を追い払える強力な幻魔法師を探していた。
孤児だったハープラギスは、小さな村の施設で
ネラという女性に面倒を見てもらいながら育った。
しかし彼女は、ある晩に村人たちに連れ去られ、
それ以来行方知れずになってしまっていた。
ネラという女性に面倒を見てもらいながら育った。
しかし彼女は、ある晩に村人たちに連れ去られ、
それ以来行方知れずになってしまっていた。
ミリナが持っていた、父の形見の金貨。
それをみたハープラギスは驚く。そこに刻まれた紋章は、
ネラが持っていた本に載っていたものと同じだったのだ。
それをみたハープラギスは驚く。そこに刻まれた紋章は、
ネラが持っていた本に載っていたものと同じだったのだ。
その金貨は、遠い昔に消えた王国エディムーンのものだという。
ハープラギスはミリナの旅に同行することを決めた。
ハープラギスはミリナの旅に同行することを決めた。
ミリナは死神を払う幻魔法師を、
ハープラギスはネラの消息を求めて・・・
ハープラギスはネラの消息を求めて・・・
二人の旅と並行して、エディムーンの滅びの物語も語られていく。
二つの物語はやがて一つになり、ネラの行方と正体、そして
死神の正体もまた明らかになっていく。
第1回創元ファンタジイ新人賞で、特別賞をもらった作者の第2作。
受賞した「影王の都」とは、”ゆる~いつながり” をもっていて、
終盤になると「影王-」に登場してた人物が二人出てくる。
ストーリー的には独立しているので、前作を未読でも問題ないが
「影王-」を読んでおいた方が、終盤の展開がよりわかりやすくなるかな。
このあたりは「影王-」の ”あの二人” の後日談的な意味もあるので、
できれば前作を読んでから本作にかかることをオススメする。
「影王-」を読んでおいた方が、終盤の展開がよりわかりやすくなるかな。
このあたりは「影王-」の ”あの二人” の後日談的な意味もあるので、
できれば前作を読んでから本作にかかることをオススメする。
鉄腕原子さん、こんばんは。
nice! ありがとうございます。
by mojo (2019-07-19 21:16)
@ミックさん、こんばんは。
nice! ありがとうございます。
by mojo (2019-07-19 21:16)
xml_xslさん、こんばんは。
nice! ありがとうございます。
by mojo (2019-07-19 21:17)